能登でスポーツフェスタ ~6選手が子どもたちと交流

読売ジャイアンツ
チーム・協会

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大城卓三選手会長をはじめ、長野久義、泉圭輔、大勢、萩尾匡也、浅野翔吾の計6選手が、能登半島地震で被災した石川県輪島市を訪れ、子ども達とふれあう「応援しよう能登!スポーツフェスタ」に参加しました。日本プロ野球選手会と読売巨人軍が復興支援のため共同で企画したもので、七尾市、珠洲市、志賀町を含めた計4か所で開催されました。約250人と交流した輪島会場では、輪島高や輪島市内の中学校の野球部員らも運営スタッフとして参加しました。

 冒頭の選手入場から場内は大歓声に包まれ、大城選手会長が開会式で「今日は短い時間ですけど元気いっぱい楽しんでいきましょう」とあいさつ。大勢選手が「選手も子どもたちも正々堂々と戦って、素晴らしい一日になるよう全員で気合入れて行きましょう!」と気合いのこもった選手宣誓をすると、子どもたちも「おー!」と大きな声で応えました。

 子どもたちは各選手がキャプテンを務める6チームに分かれ、大玉送り、キャッチ玉入れ、浮島キャッチなど6種目に挑戦。得点するたびに選手たちとハイタッチをしたり、抱き合ったりして笑顔をはじけさせていました。

 優勝したのは、最終種目のサイコロリレー対決を制した泉キャプテン率いる黄色チーム。黄色チームの子どもたちは特典として、6選手全員と記念撮影する権利を獲得しました。泉投手は「頼れるキャプテンじゃなかったけど、みんなの頑張りで優勝できました」と子どもたちの活躍を誇らしげに語っていました。

 運動会の後は、金沢市に本社がある「ゴーゴーカレー」の協力による炊き出しの時間です。選手が子どもたちへカレーライスをよそい、間近で一緒に食べながら言葉を交わす貴重な時間を過ごしました。
 
 続いて行われた大抽選会には、選手たちが野球用具などを賞品として持ち寄りました。当選者は賞品を直接選手から手渡されたうえ、ツーショット写真の特典付きとあって会場内は大騒ぎに。保護者も含めて体育館中が熱狂に包まれました。

 大勢投手が率いる緑チームに参加した新谷美晴さん(8)は「大勢選手が優しく話しかけてくれてとっても嬉しかったです。今日は楽しい一日でした」と、笑顔で話していました。

 泉投手(石川県出身)「僕も元日に帰省していて被災し、避難所に行きました。今日は少し心配して輪島に来ましたが、子どもたちがとっても元気で安心しました。来年も優勝し、日本一になって地元の子どもたちに元気を届けたいと思います」
 長野選手「今日は子ども達の元気な姿を見て、本当に来て良かったなと思いました。ただ空港から市内を見て来ましたが、まだまだ復興が進んでいないことにがく然としました。全国の方々に能登の現状を知っていただきたいと強く感じました」

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