セレッソ大阪【J1リーグ第38節 C大阪vs.FC東京】クラブに27年間、監督としても3年半、指揮を執った小菊昭雄監督のラストマッチ。勝利で、笑顔で締めくくる
【CEREZO OSAKA】
今節に向けて行われた公開練習では、各選手が積極的にゴールを目指す姿勢が見られた。前節は、何度も作った好機を仕留めることができなかっただけに、最終戦となる今節こそ、ネットを揺らして気持ち良くシーズンを締めくくりたい。「スタッツが示す通り、内容的には悲観するものではなかったのですが、チャンスを作りながらもゴールを決め切ることができなかった」と前節を振り返った小菊昭雄監督。今節へ向けては、「まずチャンスをたくさん作ること、そして最後の決め切るところ。クオリティーと同様、メンタリティーも大事になってきます。最後にみんなでトライしてきたこと、努力してきたことを結果で示したい」と決意を込めた。中でも期待したい選手がエースのレオ セアラ。ここまで開幕から全試合に出場し、21ゴールを挙げている。今シーズンは人一倍、コンディションにも気を配り、「個人的には、日本に来て一番良いシーズン」を送ってきた。ただし、前節は迎えた絶好機でわずかにシュートが枠を外れるなど、「今日は自分の日ではなかった」と悔しさを抱えた。それだけに、シーズンの締めとなる今節はネットを揺らすシーンを心待ちにしたい。試合に向けては、「自分の仕事として、ゴールを決めることでチームの勝利に貢献できるので、どの試合でも、もちろん得点は狙う」とした上で、「可能性がある限り、最後まで得点王を目指して戦いたい」とも話した。
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(文=小田尚史)
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