神戸が首位奪還も優勝争いは三つ巴のまま最終節へ。緊迫の残留争いも柏、新潟、磐田の3チームによるサバイバルに【マンスリーレポート(11月):明治安田J1】
【©J.LEAGUE】
明治安田J1リーグは11月に35節から37節と、中止となっていた28節と29節の試合が行われた。
前月終了時で首位だった広島は、まさかの3連敗で2位に転落。代わって首位に浮上したのは神戸だ。もっとも36節、37節とともに引き分けに終わり、優勝を決められなかった。逆に広島が37節に札幌を撃破し、1ポイント差に接近。逆転優勝の可能性を残している。
また上位2チームの停滞を受け、一度は優勝争いから脱落したかに思われた町田が、36節、37節と連勝を実現し、神戸に3ポイント差に迫った。
この結果、今季の優勝争いは3チームに可能性が残されたまま、最終節を迎えることとなった。最終節では神戸は15位の湘南、広島は4位のG大阪、町田は5位の鹿島と対戦する。
残留争いに目を向けると、すでに鳥栖の降格が決定していたが、19位に沈んでいた札幌も37節の広島戦の前日に、17位の柏が勝点1を加えたことで、降格の憂き目にあった。
今季の札幌は主力の移籍の影響もあり、開幕から結果を出せず、夏場の補強によって巻き返したかに思えたが、前半戦の出遅れを取り戻せないまま、8シーズン守ったJ1の座から滑り落ちることとなった。
残りひとつとなった降格枠は18位の磐田が苦しい状況に追い込まれているが、37節のFC東京戦で勝利を収め、逆転での残留に望みをつないでいる。37節に神戸と引き分け16位に上がった柏と、G大阪に敗れ17位に落ちた新潟との勝点差は3ポイント。磐田とすれば最終節に勝利したうえで、2チームの敗戦を待つほかないが、可能性は決してゼロではない。運命の最終節で、磐田は鳥栖、新潟は浦和、柏は札幌と対戦する。
アンデルソン ロペスが通算24ゴールで得点ランクの首位に浮上した
個人タイトル争いでは、11月の3試合で5ゴールを記録したアンデルソン ロペスが、通算24ゴールで得点ランクの首位に浮上。2年連続での得点王獲得に大きく前進した。また、このエースの活躍もあり3連勝を達成した横浜FMは、15位から7位にまで順位を上げている。
一方、C大阪のレオ セアラは11月の3試合で無得点に終わり、21ゴールから上積みできなかった。アンデルソン ロペスとの得点差は3。残り1試合で、果たしてどこまで迫れるか。C大阪は最終節でFC東京と対戦する。
前月終了時で首位だった広島は、まさかの3連敗で2位に転落。代わって首位に浮上したのは神戸だ。もっとも36節、37節とともに引き分けに終わり、優勝を決められなかった。逆に広島が37節に札幌を撃破し、1ポイント差に接近。逆転優勝の可能性を残している。
また上位2チームの停滞を受け、一度は優勝争いから脱落したかに思われた町田が、36節、37節と連勝を実現し、神戸に3ポイント差に迫った。
この結果、今季の優勝争いは3チームに可能性が残されたまま、最終節を迎えることとなった。最終節では神戸は15位の湘南、広島は4位のG大阪、町田は5位の鹿島と対戦する。
残留争いに目を向けると、すでに鳥栖の降格が決定していたが、19位に沈んでいた札幌も37節の広島戦の前日に、17位の柏が勝点1を加えたことで、降格の憂き目にあった。
今季の札幌は主力の移籍の影響もあり、開幕から結果を出せず、夏場の補強によって巻き返したかに思えたが、前半戦の出遅れを取り戻せないまま、8シーズン守ったJ1の座から滑り落ちることとなった。
残りひとつとなった降格枠は18位の磐田が苦しい状況に追い込まれているが、37節のFC東京戦で勝利を収め、逆転での残留に望みをつないでいる。37節に神戸と引き分け16位に上がった柏と、G大阪に敗れ17位に落ちた新潟との勝点差は3ポイント。磐田とすれば最終節に勝利したうえで、2チームの敗戦を待つほかないが、可能性は決してゼロではない。運命の最終節で、磐田は鳥栖、新潟は浦和、柏は札幌と対戦する。
アンデルソン ロペスが通算24ゴールで得点ランクの首位に浮上した
個人タイトル争いでは、11月の3試合で5ゴールを記録したアンデルソン ロペスが、通算24ゴールで得点ランクの首位に浮上。2年連続での得点王獲得に大きく前進した。また、このエースの活躍もあり3連勝を達成した横浜FMは、15位から7位にまで順位を上げている。
一方、C大阪のレオ セアラは11月の3試合で無得点に終わり、21ゴールから上積みできなかった。アンデルソン ロペスとの得点差は3。残り1試合で、果たしてどこまで迫れるか。C大阪は最終節でFC東京と対戦する。
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