前半の猛攻でブレントフォードを圧倒|アストン・ヴィラ

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【©︎AstonVilla】

試合の主導権を握ったヴィラ3得点で快勝

プレミアリーグ第14節、アストン・ヴィラはホームでブレントフォードを迎え、見事なパフォーマンスで勝利を収めた。序盤15分間は互角の展開となるも、ヴィラは徐々にリズムを掴み、攻撃の主導権を握る。

試合が動いたのは21分。カマラの縦パスを受けたロジャーズが、ドリブルで相手を引きつけた後、ワトキンスに一度ボールを預ける。ゴールの位置を確認しつつ再びボールを受け取ると、躊躇なくミドルシュートを選択。完璧なフォームから放たれたシュートはゴール右隅へと吸い込まれ、ヴィラが先制点を挙げた。

勢いに乗ったヴィラは27分に追加点を奪う。ワトキンスが自ら獲得したPKを冷静に決め、スコアを2-0とした。さらに34分には、ロジャーズが左サイドから放ったクロスが一度は相手DFにクリアされるものの、こぼれ球に素早く反応したキャッシュがゴールネットを揺らし、リードを3点に広げた。前半だけで試合の流れを決定づけるような展開を見せたヴィラ。

後半も攻撃の手を緩めないヴィラは53分、ディニュの精度の高いクロスからワトキンスが頭で合わせるが、相手GKの好セーブに阻まれ、追加点には至らない。一方でブレントフォードも反撃の糸口を見つけ、54分にはダムスゴーが決めて1点を返す。

その後もヴィラは攻撃的な姿勢を維持。75分にはフリーキックからロジャーズを経由し、途中出場のデュランが決定的なチャンスを迎えるが、滑り込みながらのシュートは相手GKのファインセーブに阻まれた。それでもヴィラは試合終盤まで集中を切らさず、ブレントフォードの攻撃をシャットアウト。

最終的に3-1で試合を制したアストン・ヴィラは、攻撃陣の鋭さと守備の堅実さを示し、ホームで確かな勝利を手にした。

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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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