チェルシーに完敗 苦しい展開で3失点喫す|アストン・ヴィラ

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【©︎AstonVilla】

反撃の糸口掴めず苦い結果に

プレミアリーグ第13節、アストン・ヴィラはスタンフォード・ブリッジでチェルシーと対戦。試合序盤こそ互いに慎重な立ち上がりを見せたものの、チェルシーの高い攻撃力の前にヴィラは押し込まれ、0-3の完敗を喫した。

試合が動いたのは15分。チェルシーのククレジャが鋭い守備でボールを奪うと、素早くクロスを上げる。そのボールに反応したのはニコラス・ジャクソン。正確なポジショニングから冷静にネットを揺らし、チェルシーが先制点を奪った。

24分にはエミリアーノ・マルティネスのハンドを取られ、ゴール間近での間接フリーキックを献上。しかし、ヴィラDF陣が体を張って守り抜き、追加点を阻止する。だが、36分に再びチェルシーが牙を剥く。エンソ・フェルナンデスがパーマーからのパスをトラップしゴール正面から放ったシュートは精密で、ヴィラは2点目を許してしまう。

アディショナルタイムにはヴィラが反撃の兆しを見せる。チェルシーのスローインをカットし、フィロジーンが絶妙なクロスを供給。オリー・ワトキンスがこれを受け、トラップからシュートに持ち込むも、相手GKの見事なセーブに阻まれ得点はならず。ヴィラは前半を0-2で折り返す苦しい展開となった。

後半に入ると、ヴィラは67分にスーパーサブのデュランを投入。流れを変えるべく攻勢を仕掛けるが、チェルシーの堅実な守備に阻まれチャンスを作りきれない。

そして迎えた83分、試合を決定づける3点目が生まれる。チェルシーのパーマーが右サイドでボールを受けると、華麗なカットインから左足を振り抜く。ボールはゴール隅に吸い込まれ、ヴィラ守備陣はなすすべなく点差は3点に広がった。

そのまま反撃の糸口を掴めないまま、0-3で完敗を喫し、手痛い結果に終わった。


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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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