カンファレンスリーグでFKムラダ・ボレスラフに逆転負け(2-1)|レアル・ベティス

レアル・ベティス
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後半で3分内に2点を決められ、2試合連続の敗北を喫する

【@RealBetis】

本日、レアル・ベティスはカンファレンスリーグでチェコスロバキアのクラブ、FKムラダ・ボレスラフのホームで対戦し、2-1で敗北しました。

ベティスはプレーオフ進出を決めるためには、より次の試合で勝利する必要性が求められ、プレッシャーがさらにかかる結果となりました。

この試合を通して、攻撃面でFKムラダ・ボレスラフはベティスを圧倒したと言えるような試合内容でした。また、勝利への意欲の強さにあった差が試合を決定づけるとも言える試合でした。

前半においても多くのチャンスをつくっていたホームチームは、得点になってもおかしくないビッグチャンスを活かしきれませんでした。序盤からもこのような展開が続いているなかで17分、ロセルソが相手ボックスに侵入しようとドリブルを仕掛けた際に相手にファールされました。そして、このフリーキックをロセルソがダイレクトでゴールネットの左端に落ちる球を放ち、相手キーパーは動くこともできず、ベティスは先制点を獲得しました。出場する度にゴールを決めるロセルソは今回、直接フリーキックという形で得点し、多様な場面で相手に脅威を与えることができる存在だということを証明しました。

しかし、先制点を決めてからも集中力に欠けていたベティスは、試合をコントロールすることができませんでした。ホームチームから多大なプレッシャーを受け、相手の攻撃を招き入れる展開が続きました。ルイバルのパスミスが相手の決定機につながったものの、アドリアンの好セーブにより、なんとか前半をリードする形で折り返しました。

後半が開始し、最初にビッグチャンスを迎えたのはベティス。ロセルソの縦へのスルーパスがチミー・アビラにつながり、フィジカルを活かしてシュートまで持ち運ぶも、相手キーパーに阻まれます。

しかし、ベティスにとって悪い方向で試合が動いたのは52分。チャンスを量産していたホームチームがようやく決定機をものにし、同点に追いつきます。連続シュートをアドリアンがダブルセーブしたものの、フォワードのヴォイタの足元にボールがこぼれ、近距離からのシュートがゴールに決まり、ベティスは同点弾を許してしまいました。

同点に追いつかれ、コントロールと集中力が乱れたベティスをホームチームはすかさず突き、同点弾から3分後にあっという間に逆転に成功しました。コーナーキックから生まれた相手のシュートをまたもやストップしたものの、弾いたボールをDFのヴィドラがゴールに収め、電光石火の逆転劇を成し遂げました。

前節のラ・リーガでバレンシアと対戦したベティスは同じような形で一瞬で連続ゴールを許してしまっており、得点されたあとの立ち回りが改善される必要性があることがますます明確になったと言えます。

ベティスは交代枠を活かし、アカデミーのヘスス・ロドリゲスの投入により攻撃のダイナミックさは多少改善されましたが、得点するための枠内シュートが十分に放てませんでした。

試合終了間際にはロセルソが一発退場のレッドカードをもらい、ベティスにとってはよりダメージが大きい試合となりました。
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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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