【BOATRACE】自身の評価は超辛口も西橋奈未が男子一線級をなぎ倒す 三国G1

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 ボートレース三国の「G1開設71周年記念 北陸艇王決戦」(優勝賞金1200万円)は28日、初日を終了。強い右横風が時に風速10メートルにもなり、風向も不安定なコンディション。

 初日12Rの「日本海ドリーム」は馬場貴也(京都出身・滋賀支部40歳)【写真下】が、1コースからトップスタートでの逃げ切りに成功。2着は握って回った地元の中島孝平。3着は上野真之介が後方から追い込み、ゴール前で瓜生正義をかわした。3連単1-3-5は1330円の4番人気。

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 馬場はピストンリングを2本交換したが「ターン回りがもう少しきてほしいな、と思いながら調整していました。レースでは各コーナーで押す感じがもう1つ。そこが課題ですね」。前検からパワーはアップしたものの、真骨頂のウイリーターンを発揮するには、もう一歩というところか。2日目は5R3号艇、11R4号艇だ。

 予選でさっそく実戦パワーを見せつけたのは佐藤翼(埼玉出身・埼玉支部36歳)【写真下】だ。6号艇の初日3Rは5コースから度胸のスタートでまくり切り、この日1番時計の1分47秒9をマーク。後半7Rも接戦2着だった。「前検から伸びは悪くないなと思っていましたが、初日はバランスが取れた動きでした。これをベースに調整していきます」と話した。2日目の出番は11R1号艇の1回乗り。きっちり逃げて準優好枠へ順調に駒を進めそうだ。

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 男子の記念一線級と好勝負を見せたのが地元女子レーサーの西橋奈未(石川出身・福井支部28歳)【冒頭の写真】。初日の前半5Rは5コースから空いた1マークを差し込み、2マークも冷静にさばいて2着を確保。後半10Rは3番目のスタートだったが、3コースから一気にまくって快勝した。しかし本人は納得どころか不満でいっぱい。「スタートが全然わからなすぎて…。ただ、地元のこの風はこういう勝ち方をしてきたので、経験が出ました。初日はつながりが悪く、全く反応が悪くて乗りにくいまま。乗れてませんね」と超辛口のコメント。パワーより、水面を熟知した乗りこなしで男子に差をつけた格好となった。2日目は7Rの2号艇で登場。

 2日目のメインは12Rの「東尋坊ドリーム」。気配アップが明らかな毒島誠が出走する。

<三国2日目12R 東尋坊ドリーム>
1枠 毒島  誠(群馬・群馬)
2枠 松井  繁(大阪・大阪) 
3枠 白井 英治(山口・山口)
4枠 萩原 秀人(福井・福井)
5枠 磯部  誠(愛知・愛知) 
6枠 篠崎 元志(福岡・福岡)
※()内は出身・支部の順

 毒島誠は初日4、2着も、自慢の調整力でパワーの底上げに成功。特にピット離れが力強い。あっさり逃げて待望の白星ゲットか。他の5人で最もパワフルなのは3コースの白井英治。伸び寄りではあるが、カド受けでもダッシュ勢にまくられることはなさそうで、追走1番手。

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