アトレティックがダービー制す、バルサ痛恨ドロー：ラリーガ・ニュース
１１月２４日に行われた今季最初のバスクダービーはホームのアトレティック・クルブが制した。勝負を決めたのは２６分、オイアン・サンセットのヘディングシュート。これでアトレティックはホームのダービー連勝記録を４試合に伸ばしている。
バレンシアが感動的な勝利を手にした。大規模洪水による深刻な被害を受けて以降、２試合の延期を経てようやく迎えた先週末のベティス戦では被害者へ向けた追悼セレモニーを実施。その後に始まった試合を４ー２で制し、２ヶ月６戦ぶりの勝利により最下位を脱出している。
首位バルセロナが２節連続で躓いた。１１月２３日に行われたラリーガ EA SPORTS 第１４節セルタ戦では２ゴールを先行しながらマルク・カサドの退場で守備が崩壊。８４分、８６分に連続失点を喫し、痛恨のドローに持ち込まれている。
２位レアル・マドリーはバルセロナが躓いたチャンスを逃さなかった。前節レガネス戦ではキリアン・エムバペ、フェデ・バルベルデ、ジュード・ベリンガムが得点を挙げ３ー０で快勝。１試合未消化のまま宿敵との差を４ポイントに縮めている。
ビジャレアルに頼れる男が帰ってきた。先週末のオサスナ戦では前半に２ゴールを先行されるも、８月後半から戦列を離れていたジェラール・モレノが後半開始から登場すると流れが一変。アレックス・バエナのゴールで１点差に詰め寄ると、終了間際に得たPKをジェラールが冷静に沈め、土壇場で引き分けに持ち込んでいる。
セルタ対バルセロナを含め、１１月２３日開催の試合では終盤のゴールが相次いだ。アトレティコ・デ・マドリー対アラベスはアレクサンダー・ソルロートが８６分に２ー１とするゴールを挙げ、アトレティコを率いて７００戦目を迎えたディエゴ・シメオネ監督に勝利をプレゼント。直後に始まったラスパルマス対マジョルカでは２ー２で迎えた９１分にマジョルカのヨハン・モヒカが決勝ゴールを挙げている。
苦しいシーズンを送っているヘタフェとセビージャはホームで待望の勝利を手にした。ヘタフェはバジャドリーとの下位対決を２ー０で制して今季２勝目を挙げ、１５位に浮上。２連敗中だったセビージャはジブリル・ソウが２８分に挙げたゴールを守り切り、ラージョ・バジェカーノを１ー０で下している。
ジローナはエスパニョールとのカタルーニャダービーを４ー１で制した。この試合の主役はボージャン・ミオフスキ。今季加入した北マケドニア代表FWは４分にブライアン・ヒルの先制点をアシストすると１６分にラリーガ EA SPORTS での初得点を記録。さらに２４分にも３ー０とするダメ押しゴールを挙げ、前半だけで４ゴールを奪う圧勝劇の立役者となった。
ジローナは１１月１９日、イバン・マルティンとの契約更新を発表した。２０２２年１月に加入した２５歳の技巧派MFは昨季を通して主力として活躍。今季も中盤に不可欠な存在となっており、今回２０２８年６月まで２シーズン契約を延長している。
２０２４年の最終戦となるラリーガ EA SPORTS 第１８節の日程が発表された。注目カードのバルセロナ対アトレティコ・デ・マドリーは１２月２１日（土）の現地時間２１時キックオフに決定。現時点で両チームは勝ち点５差で首位と３位につけている。
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