ラリーガ EA SPORTS 、第14節プレビュー
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11月23日(土)の1戦目はバレンシア対ベティス。大規模洪水の被害を受けて以降、2試合が延期となっていたバレンシアにとっては丸1ヶ月ぶりの実戦。先週末のラリーガ HYPERMOTION で開催されたレバンテのホームゲームに続き、バレンシアの人々にとっては特別な一戦となるはずだ。
2連勝中のアトレティコ・デ・マドリーはホームにアラベスを迎え撃つ。ディエゴ・シメオネ監督にとってはアトレティコの監督として700戦目を数える節目の一戦。また昨季アラベスにレンタル移籍していた同監督の三男、ジュリアーノ・シメオネにとっても古巣との初対戦となる。
土曜の3戦目はジローナとエスパニョールによるカタルーニャダービー。ジローナは2連勝中と上り調子で、中断期間中に離脱者の多くが復帰してきた。エスパニョールは対照的に、3連敗中で降格圏に転落。しかもここまでアウェーでは勝ち点1(1分5敗)しか手にできていない。近年は「カタルーニャ第2のクラブ」の座をジローナに脅かされているが、直接対決で意地を見せることができるか。
同時刻にはラスパルマス対マジョルカの「島クラブ対決」も行われる。ラスパルマスはここ4試合で3勝を挙げ、残留圏に浮上。一方のマジョルカは3試合無得点が続いている。しかも過去に7度エスタディオ・グランカナリアで行われたラリーガ EA SPORTS の同カードで、マジョルカは1勝しか挙げておらず、今回も苦戦を強いられそうだ。
土曜の夜を飾るのはセルタ対バルセロナ。バルセロナは前節レアル・ソシエダ戦で今季2敗目を喫し、公式戦7連勝の流れが途切れた。バライードスでのセルタ戦は過去10シーズンで3勝しか挙げられていない「鬼門」の一つ。前節に続いてラミン・ヤマルが不在の一戦で、再び連勝街道の足掛かりとなる勝利を手にできるか。
バレンシアは土壇場で引き分けに持ち込まれた10月27日の第11節ヘタフェ戦以降、大洪水の影響で実戦から離れていた 【(C)LaLiga】
ジュリアーノはアトレティコでの初ゴールを挙げた第12節ラスパルマス戦に続き、前節マジョルカ戦でも決勝点をアシストしている 【(C)LaLiga】
バルセロナは昨季、ロベルト・レバンドフスキの2ゴールにより「鬼門」バライードスでセルタを2ー1で下している 【(C)LaLiga】
日曜の2戦目はセビージャ対ラージョ・バジェカーノ。2連敗中のセビージャにとっては必勝が求められるホームゲームながら、過去5度のラージョ戦では1勝しか挙げられていない。ここ2試合得点がない攻撃面の改善は急務であり、怪我人が相次ぐサイドアタッカーの人選に注目したい。
現地時間18時半にはレガネスとレアル・マドリーによるローカルダービーが行われる。レアル・マドリーは大半の選手が代表帰りな上、今節の3日後には苦戦が続くチャンピオンズリーグでリバプールとのアウェー戦を控える。さらには最終ラインに多くの怪我人を抱える中、カルロ・アンチェロッティ監督は難しいやり繰りを強いられることになる。一方のレガネスはここ3試合で2勝を挙げ、14位に浮上。レアル・マドリーとの対戦は2019/20シーズン以来ながら、エスタディオ・ブタルケでの過去3戦はラリーガ EA SPORTS で2分、コパデルレイでは大金星を手にしている。今回も相性の良さを発揮できるか。
今節を締めくくるのは今季最初のバスクダービー、現地時間21時キックオフのアトレティック・クルブ対レアル・ソシエダ。昨季の2試合は共にホームチームが勝利を手にしており、今回もアトレティックにはホームの利がある。一方のレアル・ソシエダも前節バルセロナを破っており、調子は上向き。勝ち点2差の6位と8位で迎えるダービーは、上位争いの直接対決としても注目の一戦となる。
前節オサスナ戦ではビニシウス・ジュニオールが3得点を挙げ、負傷者が相次いだレアル・マドリーに4ー0の勝利をもたらしている 【(C)LaLiga】
サンマメスで行われた昨季のバスクダービーではアレックス・ベレンゲルが2得点を挙げ、アトレティックが2ー1で制している 【(C)LaLiga】
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