【オリックス】石岡諒太広報が聞く! プロ1年目を終えたドラ1横山聖哉選手にインタビュー

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 プロ1年目のシーズンを終えた昨年のドラフト1巡目指名の横山聖哉選手。台湾で開催されるウインターリーグに行くため、11月14日にキャンプ地の高知市を後にしました。キャンプを通して取り組んだことや今シーズンの収穫について、石岡諒太広報が直撃インタビューしました。

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◆バッティングのレベルアップ

 高知秋季キャンプは初めての横山選手。日々厳しい練習に取り組みながらも、うまくリフレッシュしていたそうです。

―高知は初めてなんですよね。何かおいしいものは食べました?

はい!外に食べに行ったりもしました。カツオのたたきとか餃子とか海鮮とか、どれもおいしかったです。

―ホテルに帰ってからとか、休みの日とか、リフレッシュするためには何かしていましたか?

ずっと寝てます! すっごい寝ます。疲れがすごいので。あとはネットフリックスでドラマとかを見てますね。今「プリズン・ブレイク」を見てて、すごく面白いです。休む時のいい暇つぶしになってます。

―練習の手応えはどうでしょう?

バットを振る数がすごく多くて疲れもありました。みんな力を入れて練習していましたし。でも、一つ一つの練習に目的意識を持って頑張ってたので、身になってきたんじゃないかと思います。

―やっぱり普段の練習と比べると厳しかったですか?

そうですね。試合前練習に慣れちゃっていたので、ホントきつかったです(笑)。

―どういう練習を中心に取り組んだんですか?

全部レベルアップしたいと思ったのですが、まずはバッティングです。下半身を使ったバッティングを意識しました。僕の今の一番の課題は真っ直ぐをしっかり捉えられるようになることなので、そのために必要な身体の使い方を教わって取り組みました。

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◆太田さん、紅林さん「すごい」

 横山選手は今シーズン、ファームでは86試合に出場し、1軍デビューも果たしました。先輩たちからもたくさんのことを吸収したようです。

―振り返ってみてどんなシーズンだったと思いますか?

自分の現状の立ち位置やレベルを知ることができたシーズンだったなと思います。2軍でもそんなに思うような結果を出せなかったですし。打てそうなスピードボールを打ちにいってもバットに当たらなかったり…。自分自身の理想との差も感じました。

―5月と9月に1軍に帯同して、たくさん刺激を受けたと思うけど、どんなことを感じました?

やっぱりストレートを弾けないと一軍で活躍する選手にはなれないな、と思いました。まずは真っ直ぐをしっかり捉えることが大事だと思っています。その後に変化球とかへの対応も考えていきたいです。

―色んな先輩たちと話す機会があったと思うけど、野手の中で一番この人すごいな!って思った選手って誰でした?

バッティングだったらやっぱり太田椋さん。打席の左右の違いはありますが、長打力も身体の強さもあって、見ていてすごいです。

―今、刺激を受けている選手だと誰ですか?

刺激と言っていいのかわからないですが、紅林さんですね。やっぱり日本代表にもなっていますし。
守備の時は守備一本のことだけを考えて集中されています。練習だからって緩い球投げたりしなくて、いつも試合さながらで正確に胸に向かって強いボールを投げています。すごかったです。

―紅林選手も太田選手も、横山選手と同じ高卒でプロ入りした選手ですね。

はい。紅林さんも太田さんも試合前の練習から意識が高くてすごいです。僕もこうなりたいなと思います。

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◆台湾が初めての海外

 昨年現役引退したばかりの石岡広報。中日ドラゴンズ時代の台湾ウインターリーグでは、吉田正尚選手・宗佑磨選手と同じチームで戦った経験があります。台湾遠征に向けて横山選手にエールを送ります。

―もうすぐ台湾のウインターリーグですね。台湾に行くのは初めてですか?

はい、初めてです! 生まれて初めての海外なんです。

―そうなんだ! 緊張したりしますか?

いや、すごく楽しみです!日本から出たことなかったので。

―8年前に僕が行った時、吉田選手の打率が5割越えたんですよね…。

いや~、えぐいですよねぇ。

―他球団選手とチームを組むから色んな刺激を受けられると思いますよ。

はい! 違うチームの人もいるし、たくさんコミュニケーションを取って、取り入れられるところはどんどん吸収したいと思ってます。

―ウインターリーグでの目標を改めて教えてください。

打率3割5分でいきます。このキャンプで練習したような感覚で打ちたいです。

―吉田選手の打率5割越えは、ちょっと意識しますか?

いや、しないっす(笑)。高すぎて!(笑) 同じ背番号なので、すごく憧れてはいますが…。

―たくさん刺激を受けて成長して帰ってきてください!

はい!ありがとうございます!

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◆オリックスの顔になる選手に

 かねてから「オリックスの中心になる選手」を目標として掲げている横山選手。これからの活躍を見据えて語ります。

―あらためて来シーズンの目標について聞かせてください。

まず、来年は春のキャンプからいいスタートを切って、開幕を一軍で迎えられる準備をしたいです。

―数字的にはどうでしょう?

試合は数多く出たいですね。今年の試合数は上回っていきたいです。

ー初ホームランも打ちたいですね。

はい!打ちたいです!

―将来的には、これからどんな選手になっていきたいですか?

やっぱりオリックスの顔であり中心になる選手にならないといけないと思っています。そこを目指してやっていきます。

―最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

来シーズン、チームのために戦って活躍して、また優勝を取り返せるように頑張りたいと思っています。応援よろしくお願いいたします。

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先輩たちをはじめ周囲からどん欲に学び、日々成長を重ねる横山選手でした。これからの若きスラッガーの活躍にご期待ください!
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