【BOATRACE】尼崎G1 土屋智則がDR意地の逃げ切り 黒井達矢と井口佳典は連勝

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 ボートレース尼崎の「G1尼崎ダイヤモンドカップ」(優勝賞金1100万円)は11日、予選の2日目を終了。この日は無風の時もあったが、追い風が最大6メートルと変化するコンディション。追い風1メートルだったメインの12R「ダイヤモンドドリーム」は土屋智則(群馬出身・群馬支が部39歳)【冒頭の写真】が、枠なり進入の3対3からコンマ14のスタートを決めて逃げ切った。2着はバック4番手から2周1マークの全速ターンで急浮上の宮地元輝、3着は深谷知博。3連単1-2-5は1000円で2番人気だった。

 勝った土屋は「ここのSG(今年6月グランドチャンピオン)を勝って、今回ドリーム1号艇に組んでもらったので、負けられませんでした。(スリットは)ちょっと2コースの宮地元輝君に先行されましたね。走り出したら悪くないですが、行き足とその先は不安。そこがなかなかこない」と思案する。引き続き調整して、3日目 11R4号艇に備える。

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 予選組では黒井達矢(埼玉出身・埼玉支部36歳)【写真上】と井口佳典が連勝でリズムを良化させた。まず黒井は2日目3Rで逃げ切り勝ち。本番で追い風6メートルと急に吹いた後半7Rは4カドから豪快に握って、力強いまくりを決めた。「前半感じた初動のかかりの甘さはプロペラ調整でだいぶ解消されました。ターン出口の押し感は引き続き良くて、手前がアップしました。とてもいいリズムで走れています」と明るい表情を浮かべた。

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 同じく連勝の井口佳典(三重出身・三重支部47歳)【写真上】は、2日目前半2Rで的確に差し切り、1号艇の後半9Rはダッシュ勢がゼロ台スタートで迫るのをよそに、しっかり伸び返して先マイ快勝。「後半は全速スタートでした。ターン出口をもっとスムーズにしたいですね。モーターをいい方向に持っていきたい」と調整を続ける。

 3日目の注目レースは、レーサー間でも高い評価を受ける宮地元輝と黒井達矢が出走する10R。

<尼崎 3日目 10R 予選>
1枠 松井  繁(大阪・大阪)
2枠 松山 将吾(京都・滋賀)
3枠 黒井 達矢(埼玉・埼玉)
4枠 宮地 元輝(佐賀・佐賀)
5枠 高野 哲史(兵庫・兵庫)
6枠 岡  祐臣(三重・三重)
※()内は出身・支部の順

 1号艇・松井繁の気配が重い。展示タイムが良くないように、得意水面でこれだけ成績が芳しくないのは、明らかにモーター素性の悪さが原因。波乱必至の番組で、レースの主導権を握るのは快速級のセンター両者だ。黒井達矢がまくり攻勢をかけ、宮地元輝が差し込む展開。気配はさておき、外の高野哲史と岡祐臣も舟券に絡む可能性がある。

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