【BOATRACE】尼崎G1 初日DRは吉川元浩が速攻の1着、宮地元輝と前田将太も快速

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 ボートレース尼崎の「G1ダイヤモンドカップ」(優勝賞金1100万円)は10日に初日を終了。この日は無風もあり、最大5メートルの追い風もありのコンディションで、スタートの難易度が上がった。

 追い風3メートルだったメインの12R「ゴールデンドリーム」は地元の大看板・吉川元浩(兵庫出身・兵庫支部52歳)【冒頭の写真】が、枠なり3対3の1コースからコンマ11のトップスタートを決めて速攻逃げ。2着は大外から4艇を回して差し伸びた篠崎元志、3着には茅原悠紀が井口佳典と白井英治に道中競り勝って入り、3連単1-6-5は7790円の24番人気だった。

 勝った吉川は幸先いい白星ゲットにホッとした表情。「様子を見ながらいい感じでスタートできたし、回れています。行き足とか回った感じが良かったので、前回の人のプロペラもそのまま。いけるところまでこのまま」と好感触を口にした。吉川は現在賞金ランキング21位で、年末の住之江グランプリ出場へ、この尼崎G1と次節下関SGでの賞金加算が最大のテーマ。とにかく連日が勝負駆けの心境だ。2日目は4R5号艇、10R4号艇の2回乗り。いずれも左隣に強攻タイプがいて、好展開が見込める。

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 地元の雄に負けず劣らずのパワーを見せているのが宮地元輝(佐賀出身・佐賀支部38歳)【写真上】と前田将太(福岡出身・福岡支部36歳)【写真下】の2人。前検日が誕生日だった宮地は初日6Rで5コースからまくり差しのハンドル。バックストレッチは逃げた太田和美に迫る勢いで2着。1コース戦だった後半10Rは先マイが大きく流れて前田の先行を許したが、各コーナーを握って握って食い下がり、3周1マーク差しから最終ターンでとうとう前田を逆転した。明らかに実戦気配はトップクラスだ。

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 リプレイ映像を見ながら宮地は「(自ら流れた1周1マークを見て)うわ…、ひどいな。ただ道中はレースできているので、(前田)将太より出足は僕の方がいいかな。様子を見ながらですね」と控えめに38歳初の勝利を喜んだ。2日目は12Rドリーム戦に2号艇で登場

 競り負けた前田も、初日は1・2着。相棒のエース格4号機に「(後半は)出足が甘かったですね。回ってから宮地選手の方が良かった」と振り返った。前田の2日目は9Rの5号艇だ。

 2日目のメインは12Rの「ダイヤモンドドリーム」。メンバーと今年の獲得賞金最新順位は次のとおり。

<尼崎 2日目 12R ダイヤモンドDR>
1枠 土屋 智則(群馬・群馬)賞金12位
2枠 宮地 元輝(佐賀・佐賀)賞金11位
3枠 松井  繁(大阪・大阪)賞金13位
4枠 磯部  誠(愛知・愛知)賞金31位
5枠 深谷 知博(静岡・静岡)賞金26位
6枠 定松 勇樹(福岡・佐賀)賞金10位
※()内は出身・支部の順

 土屋智則は逃げるのに万全とまではいかないが、最低限の行き足は備わっている。土屋にとっては2コース宮地元輝が外に対する壁になりそうで、1コースから同体スリットなら先に回れる。きょう11日が誕生日の松井繁は、現状は本来のテクニックを発揮するには足りないパワー感。中へこみの隊形になると、磯部誠が相手本線になる。追い風が強めに吹いた時は、宮地の差し切りか。

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