RRC FINAL2024の出番表が発表(引退競走馬杯)

チーム・協会

毎年、GⅠ馬や超良血馬が出場するFINAL大会、出番表が発表

全国乗馬倶楽部振興協会では、引退競走馬セカンドキャリア支援の一環として、「RRC(Retired Racehorse Cup・引退競走馬杯)」を実施しています。
今年も11/29(金)~12/1(日)の日程で「RRC FINAL2024」をJRA馬事公苑(東京都世田谷区)で開催いたします。
その出番表が本日発表となりましたが、注目馬の筆頭は何と言っても、昨年も馬場馬術に出場したブラストワンピース(2018有馬記念優勝馬)となるでしょう。昨年北海道大会2位通過で本戦出場、FINALでこそ11位でしたが、今年は北海道大会を1位通過しています。昨年からの上積みに期待したいところです。また、超良血馬グローブシアター(父キングカメハメハ、母シーザリオ)は障害馬術に出場します。通算4回目、最後の挑戦となる今回、初の戴冠となりますでしょうか。その障害馬術には、ダンビュライト(京都記念、AJCC優勝)が初の本戦出場となります。香川大会3位からの繰上りで、その「運」を本戦にぶつけ、初出場初優勝なんてことがあるかも?

昨年のブラストワンピース 【信田氏撮影】

今年は騎乗者にも注目?!

日本馬術競技チームが92年ぶりの快挙を達成したパリオリンピック銅メダル、「初老ジャパン」の愛称は今年の流行語大賞にもノミネートされています。
3日目インスペクションで馬の歩様から馬の福祉のために無念の棄権をした北島隆三選手、北島選手からバトンを受けてリザーブから障害ノーミスで感動を呼んだ田中利幸選手、初老JAPANの名付け親根岸淳選手(五輪監督)が揃って総合馬術に出場します(所属は3名とも乗馬クラブクレイン千葉富津)。そのうち、根岸選手は昨年のこの大会で優勝しているだけに負けられないところです。
また、馬場馬術で出場する林伸伍選手は東京オリンピックの代表選手です。日本最高峰の騎乗技術をを持った選手が、最近まで競馬の競走に出走していた馬をどのように御するのか、馬術関係者もきっと注目することでしょう。
FINAL大会は無料で観覧できますので、是非JRA馬事公苑(東京都世田谷区)まで足をお運び頂いて、「競走馬の第二の馬生」をお見届けください。

昨年優勝のレッドヴィエントと根岸選手 【全国乗馬俱楽部振興協会】

★開催日程

2024年11月29日(金)総合馬術(馬場)
2024年11月30日(土)総合馬術(クロスカントリー)
2024年12月 1日(日)総合馬術(障害)・馬場馬術・障害馬術
 ※11/30(土)にも、馬場馬術・障害馬術の馬を見ることが可能です。
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著者プロフィール

「乗馬の楽しさをもっと多くの方に知って頂きたい」 全国乗馬倶楽部振興協会は、馬事振興及び乗馬普及を目的として、乗馬クラブの施設の整備や指導員の養成、 適切な調教による馬作りを通して、誰もが安心して乗馬を楽しめるように、組織のネットワークを全国に広げています。

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