世界で最も持続可能なスタジアムへ:Joieスタジアムに大規模ソーラーパネル設置

マンチェスター・シティFC
チーム・協会

マンチェスター・シティ女子チームのJoieスタジアム屋根に2,878枚のソーラーパネルの設置が完了しました

【©️ManCity】

これにより、バークレイズ・ウィメンズ・スーパーリーグで唯一のフットボール専用スタジアムは、マンチェスター市内中心部で最も大規模なソーラーパネル設置拠点のひとつとなりました。

Joieスタジアムへのパネル設置完了は、クラブが進めているソーラーパネルプロジェクトにおいて重要な節目となります。この持続可能なプロジェクトでは、最先端のトレーニング施設であるシティ・フットボール・アカデミー全体に、合計10,500枚以上のソーラーパネルが導入される予定です。

プロジェクトが完了すると、これらのパネルは十分な再生可能エネルギーを生成してシティ・フットボール・アカデミーの年間運営電力を賄うことができ、世界のフットボール界で最も再生可能エネルギーを生産する施設の一つとなります。

このプロジェクトの実現に向けて、マンチェスター・シティは公式ソーラーパネルパートナーであるジンコソーラーと連携しています。ジンコソーラーによって、クラブに革新的なソーラーパネルがもたらされました。

【©️ManCity】

クラブのサステナビリティ・ディレクターであるピート・ブラッドショー氏は、この節目について次のように述べています。

「Joieスタジアムのソーラーパネル設置完了は、クラブが2030年までにカーボンニュートラルを達成する取り組みの重要な一歩です。再生可能エネルギーを自給することで、スタジアムを運営するのに必要なエネルギーを補うクリーンな電力の安定供給が保証され、環境への影響を大幅に軽減します」

「この設置により、Joieスタジアムは間違いなく世界のフットボール界で最も持続可能なスタジアムのひとつとなります」

一方、マンチェスター・シティWFCのマネージングディレクターであるシャーロット・オニール氏は次のように述べています。

「クラブとして、常に改善を目指して努力しており、今回の発表はその一例です」

「Joieスタジアムが10年前にオープンした際、ウィメンズ・スーパーリーグ初の専用スタジアムとして歴史を作りました。それから約10年が経ちますが、私たちはスタジアムをリーグ内外で最も持続可能なものにするためのリーダーシップを続けています。この発表は、その目標に向けた大きな一歩です」

【©️ManCity】

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Joieスタジアムは、パネルプロジェクトが完了次第、今シーズン中に再生可能エネルギーによる自給体制へと移行します。それまでの間、クラブはシティ・フットボール・アカデミー全体を含むスタジアムを、電力購入契約のもとで調達した100%再生可能エネルギーで引き続き運営します。

ソーラーパネルの設置は二つのフェーズに分かれています。フェーズ1は、シティ・フットボール・アカデミー内の施設の屋根にパネルを追加することに焦点を当てており、2024年末までに完了する予定です。

これには、クラブのチャンネルやパートナー、放送局向けに世界クラスのクリエイティブコンテンツを制作する「シティ・スタジオ」のプロダクションハブであるスタジオ1などの運営施設に2,288枚のパネルを設置することが含まれます。

一方、フェーズ2では、2024/25シーズン終了までにトレーニング施設全体に数千枚の地上設置型パネルが追加される予定です。

その間、マンチェスター・シティはジンコソーラーと協力しながら、ソーラーエネルギーの利用を共に促進し、世界中のファンと繋がり、持続可能な未来に向けてどのように貢献できるかをさらに教育・啓発していきます。
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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