U18日清食品 中国ブロックリーグ2024 女子 レポート 鳥取城北(鳥取県)が盤石の強さで大会3連敗を達成
【©U18日清食品リーグ】
10月20日に行われた最終戦は3勝0敗同士の鳥取城北vs倉敷翠松(岡山県)となりました。『勝ったチームが優勝』のゲームは、終始一進一退の攻防となりましたが、鳥取城北が80-77で接戦を制しました。
全勝優勝を果たした鳥取城北の石谷洋祐ヘッドコーチは言います。「倉敷翠松の留学生がケガで欠場していたので、ウチの留学生もプレータイムを減らしました。それで1年生センターを思い切って起用したところ、頑張って活躍してくれました。これはリーグ戦にしかない機会ですし、収穫のあるゲームとなりました」
リーグ戦だからこそ、普段とは違う戦術やメンバー構成で挑むことができます。石谷ヘッドコーチはそのメリットをこう語ります。「トーナメント戦とは違って思い切った戦い方ができるので、ウチにとって下級生が浮上してくるきっかけになっています。今の2年生で試合に出ている選手も、去年のこの大会をきっかけに力をつけています。今年は先ほど話した1年生センターの選手を思い切って使ったので、彼女もそうなれたらうれしいです」
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「比治山女子(広島県)戦は相手が新チームだったので、私たちも1、2年生のチームで試合をさせてもらいました。この大会では1年生や2年生を先発メンバーに交えながら試合経験を積ませていて、選手層はインターハイの時よりずっと充実しました」
「下級生を思い切って起用することで、選手たちにとっても『試合に出られるかもしれない!』とモチベーションになっています。今の3年生が去年から試合に出ている子たちなので、今のチームは3年生に頼りがちでしたが、下級生の頑張る姿に、この半年で大きな変化を感じます」
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大会を通して、どのヘッドコーチも「審判の方がいて、大会仕様の会場、コートになっているので、選手たちも緊張感を持って挑めて良い経験になる」と口を揃えます。選手はもちろん、ヘッドコーチにとってもこの大会で得られる経験は貴重なものだと言います。
3連覇を目指したり、リベンジに挑戦したり、初出場での初勝利、新チームでの経験値アップなど、チームによって目標は様々ですが、選手たち一人ひとりにとって、この「U18日清食品 中国ブロックリーグ2024」が大きなモチベーションになっていることは確かです。
この時期は進路や学校行事も含めて多忙な中でも、この大会をやり遂げることで得られる自信があります。今大会での学びを各チーム、選手たちが今後にどう生かしていくのかに注目です。
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U18日清食品 中国ブロックリーグ2024 女子 順位表
2位 3勝1敗 倉敷翠松(岡山県)
3位 2勝2敗 比治山女子(広島県)
4位 1勝3敗 県立下松(山口県)
5位 0勝4敗 松徳学院(島根県)
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