カップ戦の前節・ジェフ千葉レディース戦は、勝利以外はグループステージ突破が極めて厳しくなる崖っぷちの一戦だったが、チームはホームで底力を発揮。高和芹夏がハットトリックを決めるなど見事5-2で勝利し、グループステージ突破へ望みをつないだ。この勝利を無駄にしないためにも、敵地に乗り込む今節も勝点3を奪い、最終節で迎えるINAC神戸レオネッサとの第6節を“決戦”の舞台にしたい。EL埼玉とホームで対戦したグループステージ第3節は、ボールは握りながらも5バックで守る相手を崩せずにいると、31分、自陣でのパスミスに端を発したプレーからPKを与えて先制点を許す。前半終了間際には自軍のCKからロングカウンターを受けて2失点目。苦い前半を過ごした。後半は開始から矢形海優、脇阪麗奈と主力を投入して盛り返すと、途中出場、森中陽菜の活躍もあってチャンスは作ったが、最後まで反撃の狼煙を上げる1点を奪うことはできず、0-2で試合終了。相手の術中にはまる形で完敗を喫した。相手の守備をどう崩すか。カウンターのリスク管理。この2点は今節も試合のポイントになる。