UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節、マンチェスター・シティは、ホームのエティハド・スタジアムでスパルタ・プラハと対戦。現在チェコ1部リーグ2位に位置する相手に対し、グアルディオラ監督はハーランドやベルナルド等を起用した。また、怪我で1ヶ月以上離れていたDFのアケもスタメンとして戦列復帰を果たしている。

史上初めての対戦となったマンチェスター・シティ対スパルタ・プラハの試合は、いきなりスコアが動く。キックオフから僅か3分、センターバックのアカンジがバイタルエリアのフォーデンに縦パスを送ると、シティの47番は密集地帯を巧みなコントロールでキープし、左足を一閃。ファーサイドのコースを突いたシュートがゴールネットに突き刺さる。

その後はゴールは生まれなかったものの、ボール保持率80%という圧倒的な数字を記録して前半を終えた。

マンチェスター・シティは後半も開始直後にゴールネットを揺らす。試合再開から2分後、右からのコーナーキックでフォーデンがニアサイドにボールを送ると、相手DFがヘディング。このボールがファーサイドのポストに直撃し、ゴール前のアケに流れ込む。シティのDFが相手GKと交錯しながらボールをゴールに押し込んだが、VARでアケがハンドをしたと判定され、追加点は無効となった。

しかし58分だった。サヴィーニョがドリブルで右サイドを突破しクロスを送ると、ボックス内で待っていたハーランドがジャンピングヒールキック。アクロバティックなテコンドーキックでシティに追加点をもたらした。

このゴールを機にマンチェスター・シティの攻撃は爆発。64分にストーンズがヘディングシュートを決めると、その4分後にもハーランドがゴールを決め、リードを4点に。さらに88分にはヌネスがPKを成功させ、終わってみれば5-0の圧勝。UEFAチャンピオンズリーグ3試合で未だ無失点と圧倒的な強さを見せている。