19日にベティスはアウェーでオサスナと対戦し、1-2で貴重な勝利を挙げました。

好調のオサスナを下したベティスは、これでラ・リーガの順位で6位まで浮上しました。

ロセルソを含め、主力選手の多くが怪我で戦列を離れているベティスは、難戦になることを承知でアウェーで臨みました。

前半開始からリズムを上手く作り、攻撃を繰り出していたベティスに早い時間帯で決定機が訪れます。

危険な位置で相手のパスをインターセプションしたフォルナルが右ウィングを駆け抜けるルイバルにスルーパスを繋げます。パスを受けたルイバルによるセンタリングをロッキがゴールの左隅に流し込み、ベティスが先制します。試合開始からゴールを狙ったベティスは、わずか7分で相手ディフェンスを美しく崩すゴールを決めました。

その後も前半のなかでビッグチャンスを作ったのはベティスでした。この試合で大きく攻守で貢献していたベジェリンが右ウィングから抜け出し、センタリングしたボールをロッキが技ありのフリックシュートを放つも、ゴールラインで相手ディフェンダーに阻まれます。

さらにベジェリンにも決定機が訪れました。ペローの絶妙な落としがフリーになったベジェリンにつながり、強烈なシュートを放つも相手キーパーのスーパーセーブによって前半でリードを広げることはできず。

後半に入り、勢いがついたのはホームのオサスナでした。相手にボールを長時間持たれ、前半のように組み立てられた攻撃場面をつくることに苦戦していたベティス。

オサスナが同点に追いついたのは59分。危険な位置でオサスナにフリーキックが与えられました。クロスからヘディングされたボールがバルトラの足に当たり、奥でフリーな位置にいたオサスナのCM選手、トロにボールが渡り、同点弾を決められます。

同点に追いつかれ、精神的にも厳しい状況に直面していたベティスでしたが、73分に絶好の位置からフリーキックを獲得します。フリーキックからフォルナルスがボックス内にクロスを上げ、バルトロが強烈なヘディングシュートを放ちます。そして相手キーパーのこぼれ玉をチミー・アビラがゴールに突き刺し、大きな勝ち超し点を決めて再度ベティコがリードします。

その後はオサスナの猛攻が続き、途中出場したナタンがロスタイムにレッドカードで退場する場面があったものの、最後までリードを守り抜いたベティスが勝利を手にしました。

次節はホームでアトレティコをホームで対戦するベティス。この勝利を自信につなげ、勢いを維持しながら試合に臨むことに期待です。