【日本オープンゴルフ選手権・第3R】木下稜介と池村寛世が通算3アンダーで首位に並ぶ

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大混戦模様となったJGA創立100周年の日本オープン

【写真:Y.Watanabe / S.Osawa】

2024年度(第89回)日本オープンゴルフ選手権は12日、埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部(7,251ヤード・パー70)でアマチュア2名・プロ59名の61名の選手が出場して第3ラウンドを行い、通算3アンダーパーで木下稜介と池村寛世が首位に並んだ。1打差の3位タイには稲森佑貴と今平周吾、さらに1打差の通算1アンダーパーで5位に中島啓太がつけている。
場所によっては足首まで隠れそうなほどの深いラフに加え、開幕から晴天が続き硬く締まってスピードが増したグリーン。優勝争いに向けてスコアを伸ばしたいムービングデーと呼ばれるこの日のラウンドだったが、アンダーパーをマークしたのはベストスコアの67でプレーした吉田泰基とブラッド・ケネディを含む4人のみと必死にパーを積み重ねる展開となった。その中で奮起したのが1打差3位タイからティーオフした木下。前半で1バーディを奪うと、後半も1バーディ・2ボギーで迎えた17番でバーディを奪取。この時点で単独首位に立ったが、最終ホールをボギーとしてしまい、この日3バーディ・3ボギーの70でプレーを終えた。
2日間首位を守ってきた池村は前半を2バーディ・2ボギーのパープレーで凌ぐと、後半も1ボギーでおさめてこの日71でホールアウトし、木下と池村が通算3アンダーパーで首位を分け合った。一方、同じく首位スタートの中島は前半で3つスコアを落とすなどスコアメイクに苦しみ2打差5位に順位を落とした。
ローアマチュア争いは、通算12オーバーパーで全体の45位タイフェニックス・キャンベル(オーストラリア)をJGAナショナルチームメンバーの佐藤快斗が1打差で追う展開となっている。
大混戦模様となったJGA創立100周年の日本オープンゴルフ選手権。いくつもの名場面を生んできた東京ゴルフ倶楽部で72ホールを戦い抜いた末に優勝杯を掲げるのは誰になるか。日本一のゴルファーの座を目指して、明日最後の18ホールのプレーが行われる。
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(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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