コラム【THE 二刀流ドライバー、イゴール】vol.11 Rd6-7 富士大会 注目選手のご紹介!
いよいよスーパーフォーミュラも終盤に突入しましたね。今週末の富士で2大会、そして11月鈴鹿でまた同じ週末に2大会という今年初のフォーマットになります。
何が違うかというと、練習走行が1回なのは変わらないんですが、予選が2回、レースも2回行われるとセットアップの合わせ込みをするチャンスが増えます。予選で内圧の微調整が必要だったり、車高の補正ができるので、1回目の予選であまり調子が良くなくて、2回目の予選でタイムを上げてくる選手も出てきそうですね。そして富士を得意とするドライバーやチームは大量にポイントを持ち帰れるチャンスでもあります。
7月に富士スピードウェイで行われたラウンド4と大きく違ってくるのは気温です。10月10日からサーキット入りしているんですが、日が出ているとまだ心地いい気温ではありますが、日が隠れた瞬間に気温がかなり落ちます。風も大分冷たくなっているのでダウンフォースの発生量も違ってきますし、温度のバラつきでタイヤの内圧もあわせにくくなってきます。ダウンフォースの発生量とタイヤの内圧は直接走行時の車高に影響してしまうので、フロアの一番効果的な高さを維持するのが大変になってしまいます。予選ではそのあたりを上手くアジャストできたチームとそうでない所で差が生まれるのではないかと思います。
ここで富士のラウンド4にも少し基づいて、今週末の注目選手をご紹介します。
ラウンド4で優勝した坪井選手。一発の速さではトップまで若干劣っていたものの、ロングではものすごい速さを持っていたので、予選ではトップ5に食い込めれば優勝は狙えそうな余暇がします。チャンピオンシップでは3位につけていますが、この週末で稼くポイント次第ではチャンピオン争いも見えてきます。
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日本生まれの日系ブラジル人レーシングドライバー。幼い頃からカートのタイトルを獲得し、その後多数の国でF3に参戦し好成績を残す。同時に「FIAグランツーリスモチャンピオンシップ」のワールドチャンピオンを獲得し、23年はSUPER FORMULA Lights、SUPER GTに参戦。e-Motorsports界でも有名なリアル&バーチャルの『二刀流』ドライバーとして活躍している。
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