ボートレース徳山（モーニング）でのオールレディース（10月6日～11日開催）が、11日に終了した。優勝戦は1号艇の田口節子（岡山出身・岡山支部43歳）【写真2枚】が快勝。1コースからコンマ12の好スタートで逃げ切った。2着に2号艇の實森美祐（広島出身・広島支部）、3着に3号艇の角ひとみ（広島出身・広島支部）が入り、3連単1-2-3で730円の2番人気。

　勝った田口は昨年12月の三国オールレディース以来となる優勝で通算73V。徳山では2009年女子リーグ、2020年ヴィーナスシリーズ、2023年ヴィーナスシリーズに続いて4回目の優勝となっている。

　田口は今節開幕時点で今年の女子賞金ランキングが23位だったが、この6日間で約245万円（優勝賞金120万円）を獲得して一気に2377万円の17位まで浮上。レディースチャレンジカップ出場はほぼ確実となった。またクイーンズクライマックス出場ボーダー（※現状13位の寺田千恵で約2535万円）までも約158万円差に接近。射程圏に入ってきた。

　そして次節は大きな賞金を上積みできるチャンスのあるSGボートレースダービー。戸田は通算3Vの実績がある水面だけにどんな戦いを演じるのか楽しみだ。

　今年の田口は2月の児島オールレディースで準優Fを切って3カ月間の女子レースあっせん除外となり、宮島レディースオールスターと福岡レディースチャンピオンの出場を棒に振るなど苦しい時期を過ごしてきた。しかしここにきて近況3節連続優出とリズム上昇ムード。6年連続8回目のクイーンズクライマックス出場に向けて底力を見せ始めた。秋の女子賞金戦線でカギを握る存在になってくることは間違いなさそうだ。

【2024年女子賞金ランキング】（11日20時現在）
1位　遠藤　エミ※51,166,000円
2位　浜田亜理沙※38,197,166円
3位　三浦　永理　36,001,000円
4位　渡邉　優美※35,793,866円
5位　守屋　美穂※32,876,000円
6位　細川　裕子　28,463,999円
7位　平山　智加　28,064,866円
8位　宇野　弥生　27,538,932円
9位　藤原　菜希　27,432,466円
10位 西橋　奈未　26,973,000円
11位 平高　奈菜　26,612,500円
12位 海野ゆかり　26,124,000円
13位 寺田　千恵　25,348,732円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
14位 長嶋　万記　24,852,000円
15位 川野　芽唯　24,592,982円
16位 平田さやか　23,964,930円
17位 田口　節子　23,770,190円（徳山優勝戦1着）
18位 岩崎　芳美　23,306,260円
19位 落合　直子※22,808,333円
20位 實森　美祐※22,746,000円（徳山優勝戦2着）
21位 清埜　翔子　22,223,000円
22位 山川美由紀　22,064,000円
23位 松尾　夏海　21,955,000円
24位 櫻本あゆみ※21,788,066円
25位 日高　逸子　21,586,848円
26位 大瀧明日香　21,562,000円
27位 向井　美鈴　20,973,742円
28位 廣中智紗衣　20,868,000円（徳山優勝戦5着）
―――レディースチャレンジカップ出場ボーダー――
29位 香川　素子※20,278,000円
30位 中川　りな　19,266,982円
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34位 角　ひとみ　18,487,000円（徳山優勝戦3着）
43位 魚谷　香織　16,911,000円（徳山優勝戦6着）
45位 佐々木裕美　16,872,332円（徳山優勝戦4着）
（※遠藤エミはSGチャレンジカップ出場当確のためレディースチャレンジカップは除外）
（※守屋美穂、香川素子はG1・G2選出除外によりレディースチャレンジカップ、クイーンズクライマックスは除外）
（※浜田亜理沙、渡邉優美、落合直子、實森美祐、櫻本あゆみはF休みによりレディースチャレンジカップ除外）

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