恒例となった「ファン感謝3Days BOATRACEバトルトーナメント」が12日、ボートレース唐津で開幕する。A1レーサー24名とA2レーサー23名、計47名(10日現在)が参加するトーナメント方式の大会は今回で10回目。過去の優勝者は以下のとおりだ。

第1回（2016年1月） 平和島　今井　美亜
第2回（2017年1月） 住之江　松井　　繁
第3回（2018年1月） 福　岡　中田　竜太
第4回（2019年1月） 多摩川　赤岩　善生
第5回（2020年1月） 尼　崎　瓜生　正義
第6回（2021年1月） 児　島　片岡　雅裕
第7回（2022年1月） 常　滑　佐藤隆太郎
第8回（2022年10月） 若　松　末永　和也
第9回（2023年10月） 江戸川　平尾　崇典

以上、そうそうたるメンバーが名を連ねているのには訳がある。このシリーズは一般戦ながら高レベルの戦いが強いられるから。今大会もSGウイナーが10名（以下登録番号順に記載）も参戦するのだ。

平石和男V1
烏野賢太V2
松井　繁V12（グランプリV3）
徳増秀樹V1
魚谷智之V3
吉川元浩V4（グランプリV1）
池田浩二V10（グランプリV2）
峰　竜太V6（グランプリV2）
茅原悠紀V2（グランプリV1）
桐生順平V3（グランプリV1）

こうした強豪男子に挑むのが、日高逸子・香川素子・川野芽唯・平高奈菜・小野生奈・高田ひかる・平川香織（登録番号順）の女子7名。筆頭格は参戦女子の中で最も賞金ランキング上位の平高奈菜(愛媛出身・香川支部37歳)【写真2枚】である。

ただ、意外なことに2022年5月丸亀以来優勝歴がないのだが、それでも女子賞金ランキングを11位（10月10日時点）としている背景に舟券貢献度の高さがある。今年1月1日から10月10日までの2連対率は45.5％、3連対率に至っては69.2％と極めて高いのだ。

この「ファン感謝3Days BOATRACEバトルトーナメント」で優勝するためには、「復活戦」（2日目）があるとはいえ、初日の「トーナメント」で3着までに入ることが肝要。そういう意味で平高奈菜の3連対率は高く評価できる。注目したい。