【BOATRACE】2節連続、8回目のG1制覇へ丸野一樹が準備万端で臨む! G1浜名湖賞優勝戦

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 ボートレース浜名湖の「G1浜名湖賞 開設71周年記念 静岡県知事杯争奪戦」(優勝賞金1200万円)は8日、最終日の12Rで優勝戦が行われる。7日の5日目を振り返ると、北からの追い風2メートルで1Rが開始。4・5Rで無風になり、6Rからは前半と逆になり、南寄りの向かい風1~3メートルのコンディションだった。

 決まり手は一般戦の9Rまでは逃げが7本、まくり差しが2本だったが、準優勝戦は、差し、差し、逃げ。11Rは3連単3万円台の万舟券が出現した。

 準優第1弾の10Rは、1コースからコンマ08を決めて峰竜太が先マイしたが、地元の深谷知博(静岡出身・静岡支部36歳)【写真下】が2コースから鋭角に差し切った。1着の深谷は「ミラクルターンができました」と会心の2コース差しに満面の笑み。「現状は出足や回り足を中心にまずまずだと思いますが、今節のいい時はもう少し行き足に余裕があった。そこをめざして調整したいです」と最終日も準優と同じ黒の勝負服。再現を狙って貪欲に調整を施す。

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 続く準優11Rは、6枠の安河内将(佐賀出身・佐賀支部34歳)【写真下】がスタート展示同様にピット離れで飛び出し2コースを確保。差しを届かせて2マークを先取りした。2着争いは大接戦。2マークで片岡雅裕を差した濱野谷健吾が有利に運んだが、2周1マーク以降はツケマイ(同体全速まくり)4連発の片岡が、最後の最後に抜き去った。1着の安河内は「一番いい形になりましたね」とニッコリ。「ピット離れを求めて調整をしたので、出足やターン回りはかなり仕上がっていました」と作戦が見事にハマった。「優勝戦は師匠(峰竜太)の前を走れるように頑張ります」と話した。

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 準優ラストの12Rは、スローの3艇がゼロ台の踏み込み。絶好枠の丸野一樹(京都出身・滋賀支部33歳)【冒頭の写真】が1コース有利に逃げ切った。塩田北斗は4コースから2番差しで、最後の優出切符をゲットした。1着の丸野は「向かい風が強くなったので歯を食いしばって行きました」と人気に応えてホッとした表情。「1マークで一瞬、浮いた時にやってしまったと思いましたけれど、着地でしっかりとかかってくれたので舟が返ってきました」と冷静に対処できたことを強調した。「最終日は気温がだいぶ下がりそうなので、その辺を考えて調整をしたいです」。前節の徳山周年に続くG1連続Vについては「しっかりと準備をして、もう1回逃げたい」と通算8回目のG1優勝へいい流れを保っている。

 優勝戦メンバーと今年の獲得賞金は次のとおり。

<浜名湖 最終日 12R 優勝戦R>
1枠 丸野 一樹(京都・滋賀)5330万円
2枠 深谷 知博(静岡・静岡)4951万円
3枠 安河内 将(佐賀・佐賀)2345万円
4枠 峰  竜太(佐賀・佐賀)7760万円
5枠 片岡 雅裕(高知・香川)5405万円
6枠 塩田 北斗(福岡・福岡)3402万円
※()内は出身・支部の順

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