ボートレース徳山（モーニング）のオールレディース「日刊スポーツ杯争奪徳山オールレディース」（10月6日～11日開催）は7日、予選の2日目が終了した。2日目メインカードの12R「ドリーム戦2nd」は1号艇の三浦永理（静岡出身・静岡支部）が1コースから逃げ切って快勝。2着に5号艇の實森美祐（広島出身・広島支部）、3着に3号艇の金田幸子（岡山出身・岡山支部）が入り、3連単1-5-3で2650円の12番人気となっている。

　さて10月に入って1週間が過ぎ、2025年前期級別審査期間（2024年5月～10月）は残りあと3週間ほど。勝負駆けが熱を帯び始めてきた。

　今節出場メンバーの今期勝率ベスト10（今節開幕時点）は以下のとおり。

1　三浦　永理（A1） 7.87
2　田口　節子（A1） 7.24
3　實森　美祐（A2） 6.46
4　中谷　朋子（A2） 6.44
5　大瀧明日香（A2） 6.40
6　関野　　文（A1） 6.24
7　蜂須　瑞生（A2） 6.16
8　魚谷　香織（A1） 6.11
9　廣中智紗衣（A1） 6.03
10 清埜　翔子（A2） 5.99
※（）内は現在の級別

　注目しておきたいのは勝率6点前後のA1級ボーダー付近にいるレーサーたち。なかでも今節が今期ラストになる魚谷香織(山口出身・福岡支部39歳)【冒頭の写真】と廣中智紗衣(愛知出身・東京支部43歳)【写真下】から目が離せない。

　魚谷は今期勝率6.11だ。前々期は6.40、前期は6.39で悠々とA1級ボーダーをクリアしていたが、今期は3期連続A1級キープへピンチを迎えている。魚谷は次節が11月3日からの大村戦になるため今期の出走は今節が最後。残り4日間での勝負駆けだ。今節はここまで1･6･1･5着で予選12位。3日目は2R1号艇と7R3号艇で、絶好枠も回ってくるだけに大事な一日になる。

　廣中は今期勝率6.03。現在3期連続でA1級を守っているが、今期は降格の危機だ。廣中も次節が11月1日からの三国戦のため今期の出走は今節が最後になる。今節はここまで6･2･2･5着で予選25位。初日に1号艇で痛恨の6着大敗を喫するなどやや苦戦気味だ。残り4日間でハイペースの巻き返しが必要。3日目は2R4号艇と8R5号艇で登場する。

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