セビージャとのダービーマッチは敗北に終わる|レアル・ベティス

レアル・ベティス
チーム・協会

アウェーでダービーに臨み、1-0で敗北に喫する

【@RealBetis】

本日、「エル・グラン・デルビ」として称されるベティスとセビージャのダービーマッチが行われました。

歴史と情熱に関してトップクラスとして称えられるこのダービーは今季初めてプレーされたのはセビージャのホームスタジアム。スタジアムがファンの熱気に包まれるなか試合が始まるとともに、エネルギーを感じる出だしを見せたのはセビージャでした。ベティスの選手がボールを持つとアグレッシブさを兼ね備えたハイプレスを仕掛け、相手陣地にボールを運ぶことにベティスは手こずるスタートとなりました。

しかし、オフサイドで取り消されたセビージャのゴールを除き、前半のうちにチャンスメイクを多くつくっていたのはベティスでした。ベティスの攻撃はロセルソとヴィトール・ロッキのコンビネーションから多く生まれ、ロッキの落としからロセルソが得意な位置でシュートを放つチャンスが2回ありましたが、惜しくも枠外に外れてしまいました。また、ロセルソのスルーパスからロッキが抜け出すシーンも2回あり、近距離からのシュートは相手キーパーのファインセーブによって阻まれます。そのまま前半はベティスが優位に近い試合内容で折り返しました。

その一方で、後半はセビージャが多くの攻撃を繰り出し、セビージャが試合のゴールチャンスを独占します。試合を左右する決定的な判定がセビージャに与えられたのは47分。クロスに対応したジョレンテの手にボールが当たり、厳しいPK判定がセビージャに与えられます。そしてPKをルケバキオが決め、ベティスは先制点をセビージャに許してしまいます。

その後はベティスがボールを持つ時間が増えたものの、ベティスの攻撃の核でもあるロセルソが相手ディフェンスから激しい対応を受け、十分なチャンスメイクをつくることに苦戦しました。その一方で、セビージャはカウンターや、冷静さを失っていたベティスのミスからビッグチャンスをつくりましたが、追加点を獲得することはできませんでした。

試合も終盤にさしかかる場面で、セビージャの二アンズが2枚目のイエローカードを受けて退場する場面が到来。しかし、交代枠を使い果たしていたベティスからはナタンが怪我をしてプレーを続行できなかったため、相手選手の退場を有効活用することができませんでした。

そのままベティスは決定機を迎えられれず、今季最初のダービーマッチは1-0の悔しい敗戦に終わりました。

次はホームでセビージャを迎え入れるベティスはこの悔しい敗北のリベンジに挑戦します。
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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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