【BOATRACE】「負けない足、あとは自分の心」と予選トップの丸野一樹 G1浜名湖賞準優

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE】

 「G1浜名湖賞 開設71周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は7日、激しい予選ロードを駆け抜けたペスト18による5日目の準優勝戦が実施される。

 予選最終日の4日目を振り返ると、風向きは南と南東で行ったり来たりだったが、一日を通じて向かい風4メートルほどの水面コンディションだった。決まり手は逃げが8本、差しが2本、まくりとまくり差しが1本ずつと今節では最も1コースの勝利が多かった。配当面では3連単万舟券が3本。そのうち1Rでは萩原秀人が2コースから差して2万円台の決着、得点率を5.33まで上げたが、20位タイまでが精いっぱいだった。

 今節はシリーズリーダーを賭けてハイレベルな攻防が繰り広げられたが、最終的には3日目まで1位だった丸野一樹(京都出身・滋賀支部33歳)【冒頭の写真】が8.50でトップの座を守り抜いた。後半11Rを逃げ切った丸野は「(1着なら首位通過が決まるので)緊張したが、それを成長に変えられたと思います」ときっぱり。絶好調の近況については「いいモーターを引けているのもあるけれど、プロペラについても当たっていると思います」と要因を明かした。「仕上がりに関しては負けない足になっているので、あとは自分の心をしっかりと整えていきたいです」と1枠で迎える準優12Rに向けて気持ちを引き締めていた。

【(C)BOATRACE 】

 濱野谷健吾(東京出身・東京支部50歳)【写真上】は丸野に得点率8.50で並んだが、1着本数の差で2位通過となった。「舟の戻りがいいし、まずまずですね」と自己ジャッジ。「初日は伸び型だったけれど、プロペラをちょこちょこやってバランスが取れてきました。中堅上位じゃないかな」と準優は11R1枠で登場する。

 峰竜太(佐賀出身・佐賀支部39歳)【写真下】は得点率8.33で、丸野と濱野谷にあと一歩及ばずの3位だったが、モーターの2連対率(32.6%)以上に引き出している。全国どこでも強い峰だが、浜名湖は4連続優出中。そのうち昨年7月のG2MB大賞、今年1月のG1・70周年記念を連続優勝中である。浜名湖周年連覇を狙うためにも、準優第1弾の10Rは1コースから他を寄せ付けないか。

【(C)BOATRACE 】

 準優ボーダーの18位は上位陣がポイントを稼いだこともあり5.50。地元の笠原亮が初日ゴンロクを挽回して準優12Rの6枠に滑り込んだ。準優メンバーは次のとおり。

<浜名湖 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 峰  竜太(佐賀・佐賀)
2枠 深谷 知博(静岡・静岡)
3枠 松井  繁(大阪・大阪)
4枠 池田 浩二(愛知・愛知)
5枠 藤原啓史朗(岡山・岡山)
6枠 稲田 浩二(兵庫・兵庫)
※()内は出身・支部の順

<浜名湖 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 濱野谷憲吾(東京・東京)
2枠 磯部  誠(愛知・愛知)
3枠 片岡 雅裕(高知・香川)
4枠 谷野 錬志(静岡・静岡)
5枠 吉田 拡郎(岡山・岡山)
6枠 安河内 将(佐賀・佐賀)

<浜名湖 5日目12R 準優勝戦R>
1枠 丸野 一樹(京都・滋賀)
2枠 菊地 孝平(岩手・静岡)
3枠 池永  太(宮﨑・福岡)
4枠 塩田 北斗(福岡・福岡)
5枠 島村 隆幸(高知・徳島)
6枠 笠原  亮(静岡・静岡)

上記のレース配信はBOATRACE公式映像配信サービス「BOATCAST」で配信中。
全レースの映像をいつでもどこでも視聴することができる。
その他レーサー関連のコンテンツや、毎日のNEWS配信など豊富なラインナップを楽しむことも可能だ。
BOATCASTは【↓に記載の関連リンク】からアクセスできる。BOATCASTでレースをさらに楽しもう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント