【日本女子オープンゴルフ選手権・第4R】岩井明愛が納得の2位フィニッシュ

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最後は自分らしく攻めようと思い切って

【報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe】

最終ホールをトップと1打差でむかえた岩井明愛。自分らしく最後まで攻め切ろうと決めていた。「最後は絶対に獲りたいと思っていたんですが、ティーショットがラフに行ってしまって。最後は自分らしく攻めようと思い切っていきました。後半に入ってバーディもきたので、いい位置にいるのはわかってはいましたが、今日悔しかったのは3番ホールと上がりホールのボギーですかね。やっぱりボギーは勿体無かったなと」。

最終ラウンドは首位と2打差の3位タイからのスタート。伸ばすしかない状況の中で、3番ホールでボギーが先行した。出鼻を挫かれる形になり、振り返っても痛かったボギーだったことは間違いないが、そこから我慢できたことが後半のチャージに繋がったことは間違いない。「ボギーの後は切り替えられたというか、次にバーディが来るまで待つという気持ちでプレーしていました」。

追いかける立場だと、どうしても気持ちが先行して空回りしてしまいがちだが、そこで焦らなかったのは勝負所を心得ていたからだろう。また、ショットの調子がそこまで本調子でなかったことも、自分に期待しすぎずに好影響を及ぼしたのかもしれない。

「今日の調子でここまでこられるとは思っていなかったので、もちろん悔しい気持ちはありますけれど、それ以上に竹田麗央ちゃんのプレーをしていたので流石だなと思います」。

後半の9ホールは3バーディ・1ボギーの34。通算8アンダーパーで優勝にはあと一歩届かなかったが、これから迎える秋の終盤戦に向けて、幾度となく優勝争いに絡んできそうな予感がする後半の追い上げだった。
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(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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