【日本女子オープンゴルフ選手権・第4R】竹田麗央が圧巻の今季7勝目
獲りたかった日本女子オープンタイトルを初戴冠
【報告:M.ideshima 写真:Y.Watanabe / Y.Kawatani】
通算8アンダーパーの首位タイからスタートした竹田麗央が3バーディ・1ボギーの2アンダーパー70でラウンド。誰が勝つかわからない混戦模様が最後まで続いた最終ラウンドに、今季の強さを象徴するような粘りのゴルフを展開した。
「日本女子オープンは獲りたいタイトルだったので嬉しいです。今はやっと4日間が終わったなという感じです」。3日目を終えて上位を締めていたのは実力者ばかり。竹田自身もここまで6勝を挙げているが、今日ばかりは簡単ではないと腹を括っていた。
前半の9ホールを2バーディ・1ボギーで折り返すと、後半は13番ホールでバーディを奪取。ただ、そこからの終盤は思うようなショットが打てずに我慢のゴルフを強いられた。
ただ、接戦になったからこそ自分のプレーに集中できたと振り返る。1組前をプレーしていた岩井明愛の追い上げもわかっていたが、外的要素を遮断して、自分のプレーに集中し切れる点が竹田の強みなのかもしれない。
18ホールを振り返るとポイントになったのは12番ホール(パー3)のパーセーブだ。ティーショットをミスして、20ヤードほど残ったアプローチをロブショットで切り抜けた。ただ、このホールのティーショットのミスが、勝負所の最終18番ホールで活きることになる。
1ストロークリードして単独首位で18番ホールのティーインググランドに上がった竹田だったが、ティーショットの際に音が気になって一度仕切り直しをしている。実はミスをした12番ホールのティーショットの際も音が気になったが、その時はそのまま打ってしまった。その経験があったから、18番では思い切って仕切り直したというのだ。
竹田は構えてから打つのが比較的早い選手なだけに、18番ホールで仕切り直した際は、プレッシャーかと思ったが、実は冷静な判断によるものだった。
実力者揃いの接戦になると覚悟してむかえた最終ラウンドではあったが、その中で竹田は誰よりも自分のゴルフと向き合えていたのかもしれない。
2021年大会でローアマチュアを獲得した際に「次の日本女子オープンにはプロとして戻ってきたい」と話していた竹田だが、戻ってきただけでなく優勝までも手にしてしまった。
これで今季7勝目。しかも同一年に日本女子プロ選手権と日本女子オープンを制した史上3人目の快挙達成という記録づくめの優勝となった。今シーズン、まだまだ竹田の快進撃は続きそうだ。
「日本女子オープンは獲りたいタイトルだったので嬉しいです。今はやっと4日間が終わったなという感じです」。3日目を終えて上位を締めていたのは実力者ばかり。竹田自身もここまで6勝を挙げているが、今日ばかりは簡単ではないと腹を括っていた。
前半の9ホールを2バーディ・1ボギーで折り返すと、後半は13番ホールでバーディを奪取。ただ、そこからの終盤は思うようなショットが打てずに我慢のゴルフを強いられた。
ただ、接戦になったからこそ自分のプレーに集中できたと振り返る。1組前をプレーしていた岩井明愛の追い上げもわかっていたが、外的要素を遮断して、自分のプレーに集中し切れる点が竹田の強みなのかもしれない。
18ホールを振り返るとポイントになったのは12番ホール(パー3)のパーセーブだ。ティーショットをミスして、20ヤードほど残ったアプローチをロブショットで切り抜けた。ただ、このホールのティーショットのミスが、勝負所の最終18番ホールで活きることになる。
1ストロークリードして単独首位で18番ホールのティーインググランドに上がった竹田だったが、ティーショットの際に音が気になって一度仕切り直しをしている。実はミスをした12番ホールのティーショットの際も音が気になったが、その時はそのまま打ってしまった。その経験があったから、18番では思い切って仕切り直したというのだ。
竹田は構えてから打つのが比較的早い選手なだけに、18番ホールで仕切り直した際は、プレッシャーかと思ったが、実は冷静な判断によるものだった。
実力者揃いの接戦になると覚悟してむかえた最終ラウンドではあったが、その中で竹田は誰よりも自分のゴルフと向き合えていたのかもしれない。
2021年大会でローアマチュアを獲得した際に「次の日本女子オープンにはプロとして戻ってきたい」と話していた竹田だが、戻ってきただけでなく優勝までも手にしてしまった。
これで今季7勝目。しかも同一年に日本女子プロ選手権と日本女子オープンを制した史上3人目の快挙達成という記録づくめの優勝となった。今シーズン、まだまだ竹田の快進撃は続きそうだ。
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