ロスタイムに失点し、マジョルカ相手に悔しい逆転負け|レアル・ベティス

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決定機をものにできず、1-2で敗北

【@RealBetis】

本日、ベティスはリーグ戦5節目にマジョルカをホームで迎え、先制するも1-2で逆転を喫し敗北しました。

リーグで連勝の継続を目指すこの両チーム。好調同士がマッチアップしたこの試合は、前半から盛り上がりを見せました。勝利に対する意欲がお互いのプレーに反映され、攻撃的な展開をつくろうとする姿勢が両チームから感じられました。

そして、試合開始早々にベティスのホームスタジアムに歓声が沸く展開が。試合開始6分にボックスの外でスペースを与えられたロセルソがゴールの右上を射貫く美しいゴラッソを決め、ベティスが先制に成功。ロセルソは2試合連続で得点をマークし、すでにベティスに必要不可欠な存在となるような活躍を見せます。

しかし、マジョルカも失点した直後に反撃を繰り出します。失点をしてからわずか2分後にディフェンスからのロングフィードが起点となったダニ・ロドリゲスのゴールで同点に追いつき、試合は振り出しに戻ります。ベティスは自身の先制点から早い時間に相手の同点弾を許してしまいます。

また、35分にロセルソのスライディングが一度は1発レッドカードの判定を受け、スタジアムに衝撃が走ったものの、VARの確認による判定の見直しでイエローカードに。その後も互いにチャンスを生み出しますが、得点にはつながらず、1-1で前半を終えました。

後半に入り、勢いがついたのはベティスでした。試合をコントロールする時間帯が増えたなかでチャンスをつくります。やはりベティスの攻撃の起点となったのは、今季好調のアブデ。左ウィングで受けたボールを素晴らしいファーストタッチにより相手ディフェンダーを突破。ボックス内から強烈なシュートを放つものの、ポスト阻まれ勝ち越しゴールにはならず。その後もヴィトール・ロッキや、途中出場したルイバルがフリーな状態でシュートを近くから打つも、相手ゴールキーパーの素晴らしいセーブで阻止されます。

ボールを保持する時間が多かったベティスでしたが、ボール支配率に相応する決定機を多くつくることができませんでした。そして、試合の終盤ではマジョルカに攻撃する時間帯を与えてしまいます。マジョルカに逆転弾が決まったのはロスタイムの93分。コーナーキックから流れたクロスをバレリーがゴールに流し込み、ベティスは悔しい逆転負けを喫しました。

次節はアウェーでラス・パルマスと対戦するベティス。この悔しい思いを糧に、次節に向けて決定機をつくる創造性と決定力の改善に期待です。
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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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