インテルの堅守に阻まれ、シティのCL初戦はドロー決着

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エティハドで接戦を繰り広げたものの、0-0の引き分けに終わる

【©️ManCity】

2024年9月19日、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第1節、マンチェスター・シティはホームのエティハド・スタジアムでインテルと対戦し、0-0の引き分けに終わった。シティは、終始ボールを支配しながらも、インテルの粘り強い守備を崩すことができず、ゴールネットを揺らすことは叶わなかった。

試合は開始直後からシティがペースを握った。リコ・ルイスやロドリの縦パスを起点に、サヴィーニョとグリーリッシュがサイドからの突破を試み、そして中央ではハーランドが果敢にポジションを取っていた。しかし、インテルの守備陣はアチェルビ、ビセック、バストーニを中心にシティの攻撃を完全にブロック。特にハーランドに対しては、アチェルビが徹底的なマークを施し、決定的な場面を作らせなかった。

試合の転機となりそうだったのは、36分。グリーリッシュからペナルティエリア右端でパスを受けたハーランドが利き足でグランダーのシュートを放つも、わずかに枠を捉えることはできず。

さらに前半終盤、ベルナルドが巧みなパスで右サイドを突破し、低いクロスを入れる。中央でハーランドがボールを待ち構えていたが、このチャンスもインテルのアチェルビが冷静にクリアし、得点には至らなかった。

【©️ManCity】

後半に入ると、マンチェスター・シティは攻撃のギアを上げた。フォーデン、ギュンドアン、ドクが途中出場し、スピードやテクニックを活かしてインテルの守備陣を揺さぶった。

69分、ギュンドアンとグリーリッシュがボックス内で巧みなワンタッチプレーを見せた後、フォーデンが10メートルの距離からインテルGKゾマーに向かってミドルシュートを放った。だが、これはキーパーの正面となり、ゾマーにキャッチされてしまった。

一方、インテルはカウンターを狙い、ホームチームの背後を突く形を模索していた。85分、インテルのラウタロ・マルティネスが左サイドからボックス内へ侵入する。エリアのすぐ内側からミドルシュートを放ったが、エデルソンはボールを弾くことなくキープし、ゴールを守りきった。

試合終盤、ペナルティエリア端でボールを受けたグヴァルディオルがボックス内へクロスを上げる。マークが付いていなかったギュンドアンが左サイドからのボールに飛び込んだが、ヘディングシュートはゾマーの正面へ。

シティは、交代出場のフォーデンとギュンドアンがゴールに最も近づいたものの、インテルの強固な守備陣に抑え込まれた。また、週末を前にデ・ブライネも心配な負傷でハーフタイムに交代となった。

次にマンチェスター・シティは、日曜日にホームで行われるアーセナルとの首位争いに焦点を移す。
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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