インテルの堅守に阻まれ、シティのCL初戦はドロー決着
エティハドで接戦を繰り広げたものの、0-0の引き分けに終わる
【©️ManCity】
試合は開始直後からシティがペースを握った。リコ・ルイスやロドリの縦パスを起点に、サヴィーニョとグリーリッシュがサイドからの突破を試み、そして中央ではハーランドが果敢にポジションを取っていた。しかし、インテルの守備陣はアチェルビ、ビセック、バストーニを中心にシティの攻撃を完全にブロック。特にハーランドに対しては、アチェルビが徹底的なマークを施し、決定的な場面を作らせなかった。
試合の転機となりそうだったのは、36分。グリーリッシュからペナルティエリア右端でパスを受けたハーランドが利き足でグランダーのシュートを放つも、わずかに枠を捉えることはできず。
さらに前半終盤、ベルナルドが巧みなパスで右サイドを突破し、低いクロスを入れる。中央でハーランドがボールを待ち構えていたが、このチャンスもインテルのアチェルビが冷静にクリアし、得点には至らなかった。
【©️ManCity】
69分、ギュンドアンとグリーリッシュがボックス内で巧みなワンタッチプレーを見せた後、フォーデンが10メートルの距離からインテルGKゾマーに向かってミドルシュートを放った。だが、これはキーパーの正面となり、ゾマーにキャッチされてしまった。
一方、インテルはカウンターを狙い、ホームチームの背後を突く形を模索していた。85分、インテルのラウタロ・マルティネスが左サイドからボックス内へ侵入する。エリアのすぐ内側からミドルシュートを放ったが、エデルソンはボールを弾くことなくキープし、ゴールを守りきった。
試合終盤、ペナルティエリア端でボールを受けたグヴァルディオルがボックス内へクロスを上げる。マークが付いていなかったギュンドアンが左サイドからのボールに飛び込んだが、ヘディングシュートはゾマーの正面へ。
シティは、交代出場のフォーデンとギュンドアンがゴールに最も近づいたものの、インテルの強固な守備陣に抑え込まれた。また、週末を前にデ・ブライネも心配な負傷でハーフタイムに交代となった。
次にマンチェスター・シティは、日曜日にホームで行われるアーセナルとの首位争いに焦点を移す。
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