【BOATRACE】桐生ヤングダービー開幕! 地元・関浩哉が卒業年を「自分らしく」

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 ボートレース桐生では18日から、若き闘士がぶつかり合うプレミアムG1「第11回ヤングダービー」(優勝賞金1300万円)が6日間の日程で開催される。

 17日は前検日の作業が行われ、各レーサーのシリーズ戦力を占うモーター抽選が行われた。桐生のモーターは昨年12月末から使用されており、使用期間は約9カ月。素性の方はほぼ定まっている。ダブルエース機と称される51&68号機は、51号機のほうを大阪支部の強攻派・井上忠政(大阪出身・大阪支部28歳)【写真下・中央】がゲット。68号機のほうは香川支部から売り出し中の田頭虎親が手にした。

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 特に注目なのはやはり井上忠政。高い潜在能力で早い時期から将来を嘱望されていた大阪のホープだが、デビュー8年目にして通算のF数が12本。事故禍がその成長のもうひと伸びを遮ってきた。ただ今年はここまで11優出の5優勝と乗りに乗っているし、FLも0本とクリーンな状態。今節の有力な優勝候補の1人としてクローズアップされる。初日は1R3号艇と7R4号艇での登場だ。

 前記のモーターに次ぐ好調機を手にしたのが、ドリーム戦の1号艇に乗艇する宮之原輝紀(東京出身・東京支部26歳)【写真下】だ。22号機は前節に伏兵の一柳和孝が約12年ぶりの優勝を遂げた好調機。一柳はすべての足に二重丸がつく快速状態だった。そんなパワー機を手にした宮之原だが、前走地・津周年の優勝戦で無念のFに散ってしまった。このFのペナルティーにより、現在出場が決まっている11月の丸亀周年後は1年間G1・G2戦に出場できない状況だ。したがって、来年の宮島ヤングダービーは出場不可能な身の上。東京の若手筆頭格として、今節は是非とも見せ場以上の活躍をしたいところだ。

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 その宮之原の前検だが、モーターの手応えは「期待したほどではなかったけれど、回転が上がっている部分はいいなと思えました。まだしっかりと回転自体は合っていないので、しっかり自分の好みに合わせていきたい」と話した。近況の宮之原は出足系の素早い調整を得意としている。初日は1枠1コース戦。鋭い行き足をつけてきているはずだ。スタート展示から注目となる。

 その12Rドリーム戦は以下のメンバーで争われる。

<桐生 初日 12R ドリーム戦>
1枠 宮之原輝紀 (東京・東京)
2枠 小池 修平 (大阪・大阪)
3枠 羽野 直也 (福岡・福岡)
4枠 定松 勇樹 (福岡・佐賀)
5枠 関  浩哉 (群馬・群馬)
6枠 佐々木完太 (山口・山口)
※()内は出身・支部の順

 宮之原以外では、今年がヤングダービーラストイヤーの地元・関浩哉(群馬出身・群馬支部29歳)【冒頭の写真】も2連対率43.9%の高勝率機を手にしている。前検に関しては「少し乗りやすいかなっていうくらい」と、モーターの数字ほどの感触はなかった様子だが「(最近は)プロペラの調子があまり良くないのは分かっているけれど、いつもどおり伸びを求めて強気に調整をしたい。自分らしくいき、笑顔で終われるように1節間頑張っていきたい」と話している。ちなみに地元桐生での大会開催については「地元はやりやすさはない」と高まる注目度やプレッシャーという面での難しさに苦笑いはしていたが、間違いなくほかの誰より調整を含めた水面適応でのアドバンテージはあるはず。

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