1. FCケルン|シャルケを3:1で破り、6位に浮上!

1.FCケルン
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【@1FCKoeln】

2勝1分1敗でインターナショナルブレークを迎える

FCケルンは日曜日の午後、シャルケ相手に3得点を飾った。ケルンから6000人ものファンが駆けつけ、合計6万人を超えるビッグゲームとなった。試合結果は3:1。アウェーのちで見事勝利し、勝ち点3を手に、ケルンの街へ持ち帰った。


キャプテンのティモ・ヒューバースは、体調不良で数日間療養していたため、この試合には間に合わなかった。代わりにドミニク・ハインツがセンターバックに入り、ヤン・ティールマンがキャプテンマークを巻いてピッチに立った。それ以外は前節のアイントラハト・ブラウンシュヴァイク戦で5:0と大勝したチームとおなじまんー構成で挑んだ。

シャルケでは開始直後からオープンなゲームが展開され、両チームとも頻繁に攻勢に転じ、多くのチャンスを作り出した。
ケルンの守護神、ヨナス・ウルビヒもシャルケのトビアス・モーアやケナン・カラマンに何度もシュートを放たれ、好セーブを見せる場面が多くみられた。一方で前半8分、ケルンにもペナルティエリア内でフリーになったダミオン・ダウンズに決定機があったが、シャルケのゴールキーパー、ジャスティン・ヒーケレンに阻まれた。ダウンズは25分にも良いプレーを見せた。ティム・レンペールがシャルケのペナルティーエリア外でボールを奪うと、デヤン・リュビチッチが強烈なスルーパスを出し、ダウンズが冷静にゴールに流し込み、リードを奪った。
その後もケルンはシャルケの反撃をしのぎ、前半終了間際に再び攻撃を仕掛ける。リントン・マイナとダウンズが見事なカウンター攻撃を演じたのだ。ダウンズからボールを受けたマイナは、一度目はヒーケレンにセーブをされたが、二度目はしっかりとゴールネットを揺らし、前半を2点のリードで終えた。

後半、ハーフタイム直前にゴールを決めたケルンは、ハーフタイム終了直後にも再びゴールを決めた。46分、マイナがペナルティエリア内でパカラダにスルーパスを送ると、ティム・レンペーレがそのパスを捉え、ゴールへ。スコアを3:0に広げたケルンはこのまま4点目を狙い、クリーンシートで終えたい。しかし、シャルケはその後も諦めなかった。66分、デニス・フセインバシッチが不運にもシャルケにPKを献上し、これをケナン・カラマンが決めて3:1に。75分にも、シャルケが再び歓喜に沸く場面があったが、このゴールはVARによってオフサイド判定に、束の間の歓喜は取り消されることとなった。
その数分前、71分にエリアス・バカトゥカンダがハインツに代わってプロデビューを飾った。この時点でピッチ上の半数以上はケルンのユース出身者となった。アディショナルタイムは9分、ケルンは3点をキープし、フルタイムを終えた。

開幕後4試合、戦績は2勝2分1敗で見事リーグ4位に浮上した。次節はインターナショナルブレークを挟み、9月15日(日本時間)にホームにマグデブルクを迎える。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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