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第70回ボートレースメモリアル直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説！」

BOATRACE 2024年8月26日 14:00

チーム・協会

【(C)BOATRACE 】

SG第70回ボートレースメモリアルは、ボートレース丸亀にて明日から開催。
本記事では、注目ポイントをBOATBoy黒須田編集長が解説する。
皆さん、ぜひ参考に！

＜８月27日　12Ｒドリーム戦＞
①峰竜太（佐賀）◎
②石野貴之（大阪）◎
③磯部誠（愛知）○
④茅原悠紀（岡山）△
⑤桐生順平（埼玉）△
⑥片岡雅裕（香川）◎
◎好相性　○普通　△苦手

　ボートレースメモリアルは、Ｇ2全国ボートレース甲子園が創設されるまでは「ボート界の甲子園」と呼ばれていた大会だ。というのも、全国24場から推薦された選手が出場するからだ。開催場（今年はボートレース丸亀）以外の23場から2名ずつ、開催場希望枠から5名が選出され、“地元レース場”の威信をかけてぶつかり合う。

　初日ドリーム戦は、各ボートレース場を５地区（関東、東海、近畿、中四国、九州）に分け、選考期間（2023年６月１日〜2024年５月31日）の最多獲得賞金選手が選出されている。枠番は内枠から同期間の獲得賞金順に並ぶ。６号艇は、開催場の推薦選手だ。

【(C)BOATRACE 】

　1号艇には峰竜太が選ばれた。昨年のボートレースダービーでSG復帰を果たすといきなり優勝。さらにチャレンジカップ、グランプリと準Ｖを果たし、その実力を遺憾なく発揮してきた。今年もオールスター、オーシャンカップと、ドリーム戦1号艇に選出され、ともに逃げ切っている。ただ、結果らしい結果は残し切れておらず、SG優出0回。賞金ランクも10位にとどまっている。丸亀は、17年オーシャンカップでSG初制覇を果たした水面。「SGに最も近い男」と言われ続けるもなかなか優勝には届かなかった峰が、そんな連敗街道にピリオドを打った地だ。思い出の水面で急上昇のきっかけを掴みたい。

【(C)BOATRACE】

　2号艇は石野貴之。昨年は2度目のグランプリ制覇を果たし、最優秀選手に選ばれた。ところが、今年は現時点で優勝1回のみで、SG優出も果たせておらず、賞金ランクは34位と苦境に喘いでいる。ここらで一気に巻き返しておかないと、グランプリ連覇の道はかなり厳しくなってくるだろう。ただし、今年の優勝1回はまさにこの丸亀（一般戦）。また、SG初制覇も丸亀だった（10年オーシャンカップ）。好相性の水面で猛反撃のノロシを上げたいメモリアルとなる。

【(C)BOATRACE】

　3号艇は磯部誠。昨年はグラチャンでSG初制覇を果たし、つづくオーシャンカップで準Ｖ。グランプリでも優勝戦3着で表彰台に立った。その大活躍が、このメモリアルのドリーム戦選出につながったと言えるだろう。しかし、今年はなかなか大きな結果につなげることができず、賞金ランクは26位。どういうわけか、このドリーム内枠3選手が去年と比べるとやや物足りない前半戦となった選手となっているわけだ。もっとも磯部は7月のオーシャンカップで優出とリズムアップの気配。丸亀も走った回数自体が多くはないが、優勝歴もある。さらに勢いに乗っていきたいところだ。

【(C)BOATRACE】

　4号艇は茅原悠紀。オーシャンカップでの10年ぶりSG制覇は記憶に鮮明だ。チルトを１度に跳ねて、4カドから伸びてのまくり攻撃。これは受け止められたものの、2マークでしっかり展開を突いて久々の戴冠を果たした。衝撃の6コース差しで制したグランプリから、次のSG制覇にまさか10年もかかるとは誰も想像していなかったわけだが、これを機に量産態勢にはいるだけの力量を誇る。ただ、丸亀ではあまり実績を残せておらず、20年周年記念で準Ｖはあるものの、優勝歴はない。約3年ぶりの出場でもあり、まずはしっかり水面を攻略したい。

【(C)BOATRACE】

　5号艇は桐生順平。今年は地元の戸田クラシックで優出を果たし、また戸田周年を優勝。地元でしっかりと強さを見せ、順調な戦いぶりを見せていたが、4月の児島周年準優FのペナルティでＧ1を走ることができない後半戦である。それだけにSGではしっかり結果を残して、年末の大一番へと向かいたいところだ。丸亀は3優出0優勝、久々の出走でもある。水面相性を克服できるかがカギとなってくるか。

【(C)BOATRACE】

　6号艇は片岡雅裕。推薦枠には地元のエース格が選ばれることとなった。今年はSGですべて予選落ちとやや不調ではあるが、直前の当地お盆開催を圧倒的な強さで優勝。リズムアップして臨む地元SGだ。走り慣れた水面だけに、相性面に問題があろうはずもない。念願の丸亀SGタイトル獲得に向けて、初日から気合の入った戦いを見せてくれるだろう。

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