【BOATRACE】平和島のお盆開催最終日 若林将が1枠主役も激戦模様!

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 ボートレース平和島では22日に「第64回デイリースポーツサマーカップ」の優勝戦が12Rで行われる。台風の影響で当初の日程より1日延びた。オール関東で争われた平和島のお盆シリーズは、純地元の東京勢が意地を見せ、ファイナリスト6人は全員が東京支部となった。

 優勝戦の1枠を勝ち取ったのは予選2位から、準優1枠勢でただ1人1コースから逃げて勝ち上がった若林将(千葉出身・東京支部40歳)【冒頭の写真】。舟足に関しては「(準優でも)山田(亮太)さんの方が良さそうだったし、悪くはないけど、いいという感じはしない」となかなか強気になれない状態。ただ、節間の平均スタートタイミングはコンマ12と、足りないパワーは持ち前の仕掛けの良さでカバーし戦い抜いている。東都屈指のスタート巧者が、平和島のお盆レースを1コース速攻で最後に締めくくるか?

 ファイナルのメンバーは以下の6名となった。

<平和島 最終日 12R 優勝戦>
1枠 若林  将 (千葉・東京)
2枠 作間  章 (千葉・東京)
3枠 深水慎一郎 (神奈川・東京)
4枠 田中  豪 (東京・東京)
5枠 齊藤  仁 (東京・東京)
6枠 山田 亮太 (東京・東京)
※()内は出身・支部の順

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 2枠には、師匠筋が石渡鉄兵で、若林とは同門の先輩である作間章(千葉出身・東京支部45歳)【写真上】が構える。準優12Rでは見事な3コースまくり差しで、得点率トップだった1枠・田中豪を撃破する好レースを披露した。行き足と出足関係を軸にした調整で、作間は「足は引き出せている。ベストの状態」とモーターの仕上がりは上々だ。2コースは差しさばきを得意とする作間の得意ポジションでもある。

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 3枠の深水慎一郎(神奈川出身・東京支部44歳)【写真上】も準優戦10Rでは、作間と同じく見事な3コースまくり差しでインの齊藤仁を撃破している。準優で見せた、まくり差してからの立ち上がりの力強さは秀逸だった。優勝戦も再び巡ってきた3枠。コースイメージ、旋回軌道のビジョンは、鮮明な手応えとして残っているはずだ。

 予選1位からの準優12R1枠では、無念の2着に敗れている田中豪。ただ、その準優でも見せたスリット付近からの足は強力無比。優勝戦は4枠回りとなってしまったが、直線寄りの特徴を考えれば、決して嘆く必要はなさそうだ。当地の優勝回数は7回とファイナルメンバーの中でも最多の田中。パワフルなストレートで、レースのキーマンともなる存在だ。
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