推奨馬が3日連続的中！絶好調の佐賀・最終レース予想、今夜は？／佐賀競馬・大恵総合研究所佐賀支部
佐賀競馬の最終レース予想として8月10日から始まった当コラムは開始以降、推奨馬が3戦全てで馬券圏内に入っています。特に、昨夜17日はピックアップした3頭で1～3着を独占したことに加え、堅い決着になることを予想して馬連2点で560円、3連複7点で2,310円を的中。
大恵総合研究所でお馴染みの競馬リポーター・大恵陽子は今夜はどの馬に注目するのでしょうか。
競馬リポーターの大恵陽子です。
高知競馬が暑熱対策と馬場改修のため約1カ月間休催で、一発逆転を狙って佐賀競馬にやってきました。昨夜は点数を絞って馬連と3連複を的中。それぞれ1000円と200円買っていたので、福沢諭吉様ならぬ渋沢栄一様をお財布に迎えることができました。
競馬で連続的中はなかなか難しいので気を引き締めつつ、今夜も的中目指して予想をしていきます。
ちなみに、「大恵総合研究所」とは地方競馬をデータ面から分析しようと設立した機関。「この騎手は外枠が得意だよね」「JRAからの移籍馬はこのパターンが買いでは？」といった感覚的なモノを調べてデータ化しています。
では、予想に入りましょう。
まずは今夜の佐賀最終レースの条件は3歳限定戦。先週のように「上位入着経験ナシ」「全馬移籍初戦」といった特別な条件はつかない“普通の”最終レースです。
同条件の最終レースは昨夜も含めて直近1年で11レースが行われ、単勝1番人気が3着以内に入ったのは8レースにも上ります。それに伴って3連単が1万円未満の配当は7レース。堅い決着になる可能性が高く、点数を絞った方がよさそうです。
昨夜も証明！タイムは嘘をつかない
該当するのは1400m（重）の前走を1分30秒4で2着だった⑤ショウナンマンテンと、1300m（不良）を1分25秒2で3着だった①マダムルーチェです。
勝率が高くなる騎手×馬番×位置取り
そこで、騎乗する田中純騎手について「1コーナー2番手以内」で運んだ時の馬番別成績を見てみると、下表の棒グラフのようになりました。
全体の勝率が20.6％に対し、11番と12番枠に入った時は34.8％にグンとアップします。連対率は2.6％の差、3着内率は1.1％差とわずかではありますが、勝率が高くなる点は見逃せません。
では、気になる予想と買い目は？
前走1400m戦で出走馬中、最も速いタイムで走り2着でした。前目で運べることも利点で、1番人気の3着内率が高いレース傾向からも軸に据えていいでしょう。
⑪メイゲツは佐賀で先行して1勝、2着と3着が各1回。前走は⑤ショウナンマンテンから2馬身半差の3着でしたが、4コーナーからいい脚を使っており、上がり3ハロンは⑤より0秒3速かったです。騎乗する田中純騎手は外枠からの逃げ、2番手外で好成績。⑤同様に狙いたい1頭です。
④パープルトレジャーは前走、スタート直後に挟まれてギュッと引く場面がありました。その影響もあってか序盤で口を割るシーンも見せながらも4着。着順以上の内容に思えましたが、唯一気になるのは内目の枠。JRA時代や水沢でのレースを見ると、もしかしたら他馬を気にする面があるのかな？と気になりましたが、上手く外に持ち出せられれば問題ないでしょう。
①マダムルーチェも外枠ならばもっと積極的に狙いたかった馬。それでも前走は3頭外を周りながらも直線で3着と見せ場がありました。
昨夜に続き、堅い決着が予想されるので、馬連⑤-⑪の1点勝負！
3連系で狙うとすれば、3連単フォーメーション⑤⑪→④⑤⑪→①②④⑤⑪/12点 で勝負します。
文・大恵陽子（おおえ ようこ）
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック！地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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