【BOATRACE】西山貴浩がドリーム戦含め初日連勝! 若松お盆特選はチルト3度解禁

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 ボートレース若松(ナイター開催)の「日刊スポーツ杯 お盆特選競走」(優勝賞金168万円)が15日に開幕した。若松といえば西山貴浩(福岡出身・福岡支部37歳)【冒頭の写真】が看板レーサーだが、初日は前半7Rを1周2マークの差し、1号艇で登場した12Rドリーム戦は1コース速攻で圧勝し、まずは期待どおりの連勝発進とした。

 西山は前半7Rなど、リプレイを見ながら「この2番(自分のこと)はうまいねえ」と自画自賛するなど“西山節”は健在だが「このモーターはダメ」と2連対率41.3%の51号機には手応えがさっぱり。冬場が良かったので2連対率だけは高いモーターで、西山が言うように近況は平凡な動き。初日もそうだったが、プロペラ調整に本体整備と忙しいシリーズになりそうだ。

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 若松は今節からチルト3度が解禁されたのも話題の1つだが、初日2Rで5号艇の田中宏樹(宮崎出身・福岡支部36歳)【写真上】がさっそくチルト3度でレースに挑んだ。スタートでアジャストした分、まくり切れなかったものの、チルト3度なのに道中で竹井貴史に競り勝っての2着。後半9Rは3号艇だったのでチルトを0.5度に下げ、3コースからのまくり差しで1着と上々の船出。「展示タイムも出ていたし、チルト3度なら伸びは良かった。チルトは枠番によって使い分けます」と宣言。2日目の前半6Rは6号艇なので、ここも再びチルト3度にするのは間違いなさそう。展示タイムにもぜひ注目してほしい。

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 初日の連勝こそ逃したが、1、2着の好スタートを切ったのは今節追加参戦の柴田朋哉(福岡出身・福岡支部34歳)【写真上】。西山貴浩との対決となった初日2走目の7Rはスタートでアジャストしなければ、恐らくまくり切っていた。それほど気配は上々だった。それもそのはずで、手にしている16号機は7月のルーキーシリーズで129期の津田陸翔(広島出身・広島支部)が節イチパワーを誇った上位機。プロペラ交換などがあり、下降していた可能性も少しあったのだが、初日の動きを見る限り津田陸翔の時に近い気配がある。柴田朋哉は2023年の当地正月戦では節イチパワーで準優勝の実績もあり、今節の台風の目になるかもしれない。

 なお、今節は当初のメンバーから長野壮志郎、羽野直也、石倉洋行が欠場。初日には奈須啓太が帰郷してA級選手の人数が少なくなってしまい、5Rの進入固定戦は普段は1、2、4号艇がA級になることが多いが、今節は1号艇がB級になる可能性があるのでご注意を。実際、2日目の5R1号艇はB1級の松下哲也となっている。
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