【BOATRACE】渡邉雄朗、森作雄大、馬場剛がお盆の江戸川水面で猛アピール!

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 ボートレース江戸川では14日に、お盆恒例の「第46回大江戸賞」が開幕した。初日の江戸川は天気予報よりもやや強めに南風が吹き、5Rから安定板装着、7Rからは2周戦でレースが行われた。

 メインカードの12R「江戸川選抜」も、南の追い風5メートルと下げ潮30センチ(毎秒)がぶつかる状況で、波高20センチ。波風が苦手なレーサーにはやや厳しいコンディションの中で行われた。レースは枠なりの3対3。4カドからダッシュを乗せて攻めたのは渡邉雄朗(千葉出身・東京支部38歳)【冒頭の写真】。スタート後の勢いで3号艇の飯山泰、2号艇の中野次郎までを絞り上げた。1号艇の石渡鉄兵は何とか耐えて1マーク先マイしたが、圧力を受けて角度がつかなかった。渡邉雄朗はしっかり構えた位置からまくり差しのハンドルを入れて石渡鉄兵を撃破。2着はイン残した石渡鉄兵。3着は6コースからのぞいて外へと握った永井彪也。3連単は4-1-6で8070円、28番人気での決着だった。

 勝った渡邉雄朗は、初日は前半3Rの3号艇でも差し2着としており、初日は2連対の好スタート。しかし、モーターの方には課題も見つかった様子で、手放しでは喜んでいない。「展示で起こしに違和感があって、手前が安定していない。走り出せばいいけど…。本体はひととおりやってはいるけれど、今度は気になっているピストンをやってみようと思います」と貪欲にモーター出しへと取り組む構えだ。幸い2日目は12R1号艇の1回乗りとたっぷり時間はある。スタート展示には要注目だ。

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 予選の方では、伏兵の森作雄大(茨城出身・東京支部38歳)【写真上】が2コース差しと逃げで初日連勝の活躍。「若干重いけど回ってから進んでいる。そこから伸びへのつながりがいい。回り足、行き足に関してはいいと思う。プロペラもベースは決まった」とモーターの仕上がりに上々の手応え。地元勢の中でも当地の調整は得意としている森作。初日はまさに面目躍如の一日だった。2日目は5R5枠と12R6枠。外枠2走の試練に挑む。

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 レースのアピール度では馬場剛(東京出身・東京支部32歳)【写真上】も光った。初日10R5枠戦は、5コースから03スタートでのまくり一撃。スリットの足は軽快で、レース後は「出てますね~」と笑顔もこぼれた。当地は気合満点で走る馬場。今節は舟足の援護も確かなところで、主役争いに間違いなく絡んできそうだ。2日目は2R4枠と、10R6枠の2走で登場する。
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