【BOATRACE】江戸川のお盆恒例「大江戸賞」は石渡鉄兵におまかせ

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 ボートレース江戸川では14日から「第46回大江戸賞」が始まる。オール東京支部勢による恒例の江戸川お盆開催。江戸川水面を乗りこなすレーサーを中心にしたメンバー構成で、ハイレベルな波乗り対決が見ものとなるだろう。

 前検日の13日は、南の追い風7メートルと下げ潮30センチがモロにぶつかる荒れ水面。巧者ぞろいのメンバーではあったが、さすがにスタート練習は1班のみで打ち切りとなり、2班以降はタイム測定と試運転のみの乗艇となった。

 そのタイム測定では124期の中島航が6秒85の1番時計を計測したが、当地の高波浪時は瞬間的な波風の状態でタイムにかなり差が出てしまう。正味の舟足を探るのは初日展示、そして実戦で、となる。

 初日注目の12R「江戸川選抜」は以下の6名で争われる。

<江戸川 初日 12R 江戸川選抜>
1枠 石渡 鉄兵 (千葉・東京)
2枠 中野 次郎 (東京・東京)
3枠 飯山  泰 (長野・東京)
4枠 渡邉 雄朗 (千葉・東京)
5枠 宮之原輝紀 (東京・東京)
6枠 永井 彪也 (東京・東京)
※()内は出身・支部の順

 1枠を託されたのは「江戸川・鉄兵」こと石渡鉄兵(千葉出身・東京支部49歳)【冒頭の写真】。今節は前回江戸川(4日が最終日)からの連続参戦。前回はエース23号機とタッグを組んだが、優勝戦はまさかの道中3番手から競り負け、4着に敗れる悔しい結果。今節はリベンジの一節。幸い今節タッグを組む26号機は近況の上昇機であり、モーターパワー的な不足はない。

 石渡鉄兵本人も「このモーターは悪くはなかったイメージ。走ったばかりだし、早めに合わせたい」とプロペラ調整に意欲を燃やしている。初日は7R4枠との2回乗り。連勝発進も十分ありそうだ。今節は息子・石渡翔一郎と一緒の参加。当地の正月、新春金盃以来のことだ。

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 その石渡鉄兵にとって、実力と枠番で一番の強敵になりそうな中野次郎(東京出身・東京支部43歳)【写真上】は、モーター的には残念ながら近況ひと息の53号機。「水面が悪くて足は全然分からなかった。整備、調整は明日(初日)乗ってからですね」と前検の雰囲気について語っていた。当地は2回前の2022年8月にフライングを切って以降は10走して平均タイミングが22と、スタートに関してかなりナーバスになっている。仕掛けが鍵となりそうだ。

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 予選スタート組では高橋直哉(秋田出身・東京支部42歳)【写真上】がエース23号機を手にして楽しみな存在。「いいモーターなので取りあえず、このまま走ってみます」とタイム測定後に語っていた。23号機は前節の石渡鉄兵が優勝戦2枠へ向けて「出足寄りにたたいた」とのこと。さばき型で出足系を好む高橋にはもってこいの状態になっている可能性も高く、実戦注目だ。初日は3R5枠と、11R3枠の2回乗りとなっている。
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