【バドミントン/BIRDJAPAN】第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)7日目

チーム・協会
第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)7日目となる8/2-3には日本人選手2試合が行われた。
女子ダブルス準決勝では志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)が中国ペアと対戦。序盤から追いかける苦しい展開となる。詰め寄る場面を見せるが、攻めの形を作れなかった志田/松山が0-2で敗退した。銅メダルをかけて3位決定戦に臨む。
混合ダブルス3位決定戦では、渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)が韓国ペアを2-0で破り、バドミントン競技で日本選手初となる2大会連続の銅メダルを獲得。

<8/3のタイムスケジュール>
15:30 WS準々決勝 山口茜
17:50 WS準々決勝 大堀彩 選手
22:00 WD3位決定戦 志田千陽/松山奈未

渡辺勇大(左)/東野有紗 【BADMINTONPHOTO】

<女子ダブルス>
準決勝 志田千陽/松山奈未 0-2 LIU/TAN(中国)

■試合を振り返って
志田:終始相手のペース。しっかり準備したが、相手のサーブ回り予想以上にしっかりしていたり攻めの形を作らせてくれず、あと一点欲しい時に無理をしてミスをしてしまった。全体的に相手の方が上だった。
松山:出だしから自分たちを出し切ろう。出だしは相手についていくペースで途中で追いついたりもできたが、抜け出すことができなかったことが勝敗につながってしまった。

■試合中にかけた言葉
松山:リードされても、気持ちの面では大丈夫と二人で鼓舞した。

■3位決定戦に向けて
志田:切り替えていくしかない。欲しかったメダルを取れるよう気負いすぎず、今日のリベンジをしたい。
松山:もう1試合できることを幸せに、明日も二人で頑張りたい。

志田千陽(左)/松山奈未 【BADMINTONPHOTO】

<混合ダブルス>
3位決定戦 渡辺勇大/東野有紗 2-0 SEO/CHAE(韓国)
(渡辺/東野コメント)
■試合を振り返って
渡辺:苦しかったが、先輩が「大丈夫だよ、ゆっくりであせらなくていいよ」って常に声をかけてもらって感謝の気持ちで一体です。

■13年間戦ってきて
東野:お互い成長できたと思うし、きずなも深まった13年間だった。

■大会を終えて
渡辺:現地はもちろん、日本から応援にきてださった方、時差のある中テレビの前で応援してくださった皆様、たくさんの方に支えられた銅メダルだった。
東野:たくさんの応援、声援が力になって銅メダルが取れたので、うれしい気持ちでいっぱいです。

■オリンピックバドミントン競技で2大会は史上初
渡辺:目指していた色ではないが、自分たちの実力を示せたいい大会になった。
東野:金メダル以外は後悔でしかないと思っているが、2大会連続でメダルを取れたことに自分たちに誇りを持ちたい。

■お互いに対して
渡辺:ありがとうしかない。苦しいこともたくさんあったがよかった。
東野:13年間一度も解散したいと思ったことなく、お互い苦しい時もありましたが、ここまでついてきてくれて感謝の気持ちでいっぱい。

渡辺勇大(左)/東野有紗 【BADMINTONPHOTO】

渡辺勇大(左)/東野有紗 【BADMINTONPHOTO】

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著者プロフィール

公益財団法人日本バドミントン協会は競技の普及進行をになう競技団体として活動。世界最速のスポーツであるバドミントンの持つ魅力を多くの方に知っていただきファンになってもらえるよう、世界で活躍する日本代表『BIRDJAPAN』の情報を中心にナショナルジュニアの活動や国内競技会などの情報を皆さんにお届けしていきます。

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