大学サッカー晩夏の陣! 全国大会『2024年度 第48回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント』を岩手・宮城にて開催
昨年は地元・東北代表の富士大学が優勝。今年は王者として各地域の代表を迎え撃つ 【©JUFA】
インカレが、全国9地域のリーグ戦の上位校に出場権が与えられる大会なのに対し、総理大臣杯は所属リーグのカテゴリーを問わず、全日本大学サッカー連盟に加盟しているすべてのチームに出場資格がある大会だ。今年も、関東地域予選では数々の"ジャイアントキリング"がおこり、2部リーグ所属3チーム、3部リーグ所属1チームが本大会に参戦する。唯一、3部ながら出場権を得た明治学院大学は、2018年度大会では東京都リーグに所属しながらも、この全国大会への出場を果たしている。また2008年度大会では、当時関西2部だった大阪体育大学が優勝したことも。各地域のリーグ王者が参戦するインカレは例えるなら“チャンピオンズリーグ"だが、すべてのカテゴリーのチームが、全国で勝ち抜くチャンスを得られるこの大会は天皇杯によく似ている。ノックアウト方式の大会だけに、実力だけではなく運とタフさを兼ね備えたチームがタイトルを獲得できるというわけだ。
昨年度大会では、富士大学が濃野公人(現鹿島アントラーズ)ら、多数のJクラブ内定者を擁する関西学院大学を下し、東北勢としても初となる優勝を果たした。全国大会ではどうしても関東・関西勢が優勢だが、昨年度大会ではそれ以外の地域の底力を見せつける形となった。今大会からは、参加チーム数が24チームから32チームに増え、シード制を撤廃。すべての地域、すべてのカテゴリーのチームが同一線上から優勝を狙う形となった。はたして今年は、どの地域、どの大学が大学日本一の栄冠を手にするのか。開幕戦は9月4日(水)。約10日間の大会期間を経て、9月15日(日)にいわぎんスタジアムにて、新たな大学王者が名乗りを上げる。
大会名称
主催
大会日程
会場
いわぎんスタジアム〈いわぎんA,B〉
遠野運動公園 陸上競技場〈遠野陸上〉
遠野運動公園 多目的運動場〈遠野多目的〉
《宮城県会場》
セイホクパーク石巻フットボール場〈石巻〉
みやぎ生協めぐみ野サッカー場〈めぐみB,C〉
泉サッカー場〈泉〉
インターネット配信
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参加チーム
第1代表:北海道教育大学岩見沢校(3大会連続10回目)
第2代表:札幌大学(2大会ぶり29回目)
■東北
第1代表:仙台大学(3大会連続37回目)
第2代表:富士大学(2大会連続7回目)
■北信越
第1代表:新潟医療福祉大学(6大会連続8回目)
第2代表:松本大学(3大会ぶり3回目)
■関東
第1代表:明治大学(2大会ぶり18回目)
第2代表:日本大学(3大会ぶり5回目)
第3代表:国士舘大学(3大会連続25回目)
第4代表:慶應義塾大学(10大会ぶり9回目)
第5代表:筑波大学(3大会ぶり27回目)
第6代表:明治学院大学(5大会連続2回目)
第7代表:東京国際大学(10大会ぶり2回目)
第8代表:神奈川大学(6大会ぶり4回目)
第9代表:流通経済大学(6大会ぶり13回目)
第10代表:早稲田大学(2大会連続22回目)
■東海
第1代表:静岡産業大学(2大会連続10回目)
第2代表:常葉大学(3大会連続12回目)
第3代表:中京大学(9大会連続31回目)
■関西
第1代表:同志社大学(13大会ぶり14回目)
第2代表:京都産業大学(39大会ぶり2回目)
第3代表:関西大学(3大会連続21回目)
第4代表:大阪学院大学(2大会ぶり6回目)
第5代表:大阪経済大学(4大会ぶり5回目)
第6代表:阪南大学(2大会連続17回目)
■中国
第1代表:IPU・環太平洋大学(3大会ぶり8回目)
第2代表:広島大学(21大会ぶり12回目)
■四国
代表:高松大学(2大会連続3回目)
■九州
第1代表:鹿屋体育大学(2大会連続17回目)
第2代表:九州産業大学(2大会ぶり12回目)
第3代表:日本文理大学(6大会連続9回目)
第4代表:日本経済大学(2大会連続3回目)
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