プロダンスリーグ「第一生命　D.LEAGUE（以下、Dリーグ）」が主催する、全国のスタジオを対象にしたスタジオダンスリーグ「第一生命 SD.LEAGUE 2024（以下、SDリーグ）」の西日本予選が、7月28日（日）に大阪・Zepp Osaka Baysideにて開催された。

関西圏を中心に6歳〜18歳の小中高生による36チームが迫力のあるダンスを披露する中、存在感を放つパフォーマンスで、大阪のstudio AXのチーム「ASTHENO」が見事優勝を手にした。
ディレクターのkeijiroは2020年〜2022年の期間、Dリーグで活躍したプロダンサーだ。チームASTHENOのリーダーは、「しっかり1位を取って上に上がりたいと目標を決めて頑張ってやってきたので、こうして結果を残せて本当に嬉しいです！」と、日本トップの座を目指し、8月17日に横浜・KT Zepp Yokohamaで行われるファイナルに臨む。

SDリーグは全国のダンススタジオが対象の小中高生が参加する日本初の大会で、西日本予選では2ブロックに分かれてSHOWを披露し、昨シーズンDリーグで活躍した4名による審査とオーディエンス投票のもと上位9チームがファイナルに進出する。

GRANDPRIX(B－2ブロック)：Studio AX／ASTHENO（大阪）
A－1ブロック1位：Studio AX／Ravir（大阪）
A－2ブロック1位：dance studio PIXY／MAD JOURNEY（兵庫）
B－1ブロック1位：MiCrewDanceStudio／miglioramento（兵庫）
5位：PHAT DANCE STUDIO TENRI／PHAT Mo' CREW（奈良）
6位：STUDIO SUNNY HOOD OSAKA／G－UNIT（大阪）
7位：STUDIO DANCE ALIVE／A'stella（京都）
8位：STUDIO SUNNY HOOD OSAKA／UPTOWN SISTERS（大阪）
AUDIENCE PRIZE：STUDIO SUNNY HOOD KYOTO／THE DOLLY CHICKS（京都）

◼︎AKIHITO（SEPTENI RAPTURES）
素晴らしい作品がたくさんあって、とっても刺激的な1日になりました。嬉しい思いも悔しい思いも今後に繋げていくという点で、僕からは楽曲について一言。ダンスの作品を作る上で大事なのは音楽で、その音楽を作られた背景を知ることがダンスの世界をより深めていくと思うのですが、ここの部分が上位チームは理解が深いのかなと思ってみてました。

◼︎calin(LIFULL ALT－RHYTHM)
こんなにたくさんの人が集まって、みんなでダンスを盛り上げて楽しんでる空間が伝わってきて、ここに皆さんといられることが幸せです。私たちDリーガーも魂削って2週間に1回作品を作っているので、今日賞を取った方も取ってない方も誰1人頑張ってない人なんていないんです。だからみなさん自分に拍手を送ってあげてください。これからもダンスを楽しんでがんばって、いつか Dリーガーになってくれたら嬉しいです。

◼︎HAL(Benefit one MONOLIZ)
素敵なショーがいっぱい見られました。Dリーグと違って、SDリーグは小中高の方々で構成されたチームですが、個々のレベルがすごい高いなと思いました。その中でも上位4チームは、個々のスキルがはっきり見えやすい作り方をされていて、音に対しての世界観がすごいフィットしていて、見ていて伝わりやすい良い作品ばかりでした。

◼︎KEIN(Valuence INFINITIES)
全体的にレベルが高くて楽しかったです。本気で挑んでる姿って美しいので、本気で挑めるものがあるっていうのに感謝して、このまま踊り続けてほしいです。