【中日】中田翔選手の一発じゃない!? 反撃の流れを作った選手とは ~7/21~

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チーム・協会
【これはnoteに投稿されたyasugonsさんによる記事です。】
◇7月21日 巨人4-1中日(バンテリン)

0-4の6回裏、中田翔選手に待望の本拠地初本塁打が生まれました。

チーム唯一となる2試合連続長打。打率はまだ.216ですが、後半戦に向けて楽しみな話題が生まれました。

その後、中日は7回裏に2死満塁のチャンスを作り、代打・福永裕基選手を起用。試合には敗れましたが、連日試合終盤に追い上げました。

完敗ムードからチームを救ったのは、中田選手ではありません。岩嵜翔投手です。

逆転勝利へ欠かせないピース

1-4の7回表に登板。小林誠司選手、代打・佐々木俊輔選手、丸佳浩選手を3者凡退に抑え、流れを作りました。

反撃の一打となった中田選手の本塁打を殺さず、中日ペースに持ち込む好投。岩嵜投手が得点を奪われていれば、一方的な試合展開になっていた可能性があります。

勝敗がつかず、ホールドもつかない場面での登板。6回表、無死三塁のピンチで登板した藤嶋健人投手ほど注目は集めませんが、逆転勝利を目指すには欠かせないピースです。

味方が反撃の狼煙を上げた後、結果も内容も完璧だった岩嵜投手の存在が、7回裏のチャンスに繋がりました。

清水達也投手の負担減らせる

岩嵜投手は今季6試合目の登板。その中で、走者を許さなかったのはこの日が初めてでした。

前回登板の阪神戦(14日・バンテリン)では、2/3回を投げて2失点。防御率は4.50となり、他のリリーフ陣に比べると寂しい数字となっていました。

前日、2-4で迎えた9回表に登板したのは、勝ちパターンの清水達也投手。リーグ5位となる39試合目の登板でした。

ビハインドの展開で、勝ちパターンを投入した立浪和義監督。

岩嵜投手が安定することで、後半戦は勝ちパターンを温存しつつ、試合終盤を戦えるようになります。

後半戦に繋がる

結果、岩嵜投手が作った流れを活かすことができませんでした。

8回も先頭の高橋周平選手が四球を選んだところから、2死満塁とチャンスを作りました。

あと一本が生まれず、巨人リリーフ陣に軍配が上がりましたが、後半戦に繋がる内容です。借金は8まで膨らみましたが、諦める位置ではありません。

その状況を作ったのは岩嵜投手。中田選手の一発も大きかったですが、岩嵜投手の好投が後半戦に向けて希望の光を灯しました。

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