7月20日18時から、パーソル パ・リーグ公式戦3試合が行われる。

　ほっともっとフィールド神戸ではオリックスと東北楽天の第14回戦が行われる。

【対戦成績】オリックス（5位）対東北楽天（4位）8勝5敗

【予告先発】
オリックス：カスティーヨ投手 11試合3勝4敗、防御率2.86
東北楽天：岸孝之投手岸孝之投手 12試合3勝7敗、防御率3.46

　オリックスは、19日に一軍復帰の中川圭太選手に注目。「3番・中堅手」として復帰後即スタメン出場し、4打数無安打に終わったが、打線の中軸を担う選手が帰ってきたことはチームにとって朗報だ。中川選手は、4月18日に左大腿直筋の筋損傷で登録抹消。5月上旬に一軍復帰も、6月13日に同様の負傷から再度登録抹消となっていた。離脱前は打率.283と好調だっただけに、後半戦に向け、打線の起爆剤となりたい。

　対する東北楽天は、村林一輝選手に期待したい。前試合では「2番・遊撃手」として先発出場すると、好相性のオリックスに対して4打数2安打をマーク。対オリックス打率は.392まで上昇した。また、3試合連続安打中と調子を上げてきている。今試合でも相性の良さを発揮し、チームの勝利に貢献したい。

　ZOZOマリンスタジアムでは千葉ロッテと北海道日本ハムの第17回戦が行われる。

【対戦成績】千葉ロッテ（2位）対北海道日本ハム（3位）5勝10敗1分

【予告先発】
千葉ロッテ：種市篤暉投手 15試合5勝4敗、防御率2.43
北海道日本ハム：バーヘイゲン投手 1試合0勝0敗、防御率3.60

　千葉ロッテの先発は種市篤暉投手。前回登板（13日・オリックス戦）では8回119球7安打1四球10奪三振無失点で勝利投手となっている。北海道日本ハム戦は、4回5失点で敗戦した4月21日以来となるが、前回登板と同様の好投を披露したいところだ。打線の注目は佐藤都志也選手。前試合では2安打を放っており、現在7試合連続安打中。この試合でも快音を響かせられるか。

　対する北海道日本ハムの先発はバーヘイゲン投手。NPB復帰後初登板となった13日・福岡ソフトバンク戦では、5回73球4安打2失点で勝敗は付かず。試合をつくる投球で3年ぶりのNPB白星を狙う。打線では郡司裕也選手に注目したい。19日の試合前時点で7月の月間打率.135と調子を落としていたが、同日の試合で8号ソロを放った。この一発をきっかけに復調となるか。

　7月20日18時から、ベルーナドームで埼玉西武と福岡ソフトバンクの第16回戦が行われる。

【対戦成績】埼玉西武（6位）対福岡ソフトバンク（1位）3勝12敗

【予告先発】
埼玉西武：今井達也投手 15試合4勝6敗、防御率2.41
福岡ソフトバンク：大津亮介投手 12試合6勝4敗、防御率2.43

　埼玉西武は、源田壮亮選手に注目。5試合連続安打中と好調を維持し、うち3試合で複数安打をマーク。15日のオリックス戦では、5打数4安打の活躍を見せた。今試合も出塁の機会を増やし、得点につなげたい。

　4連勝を狙う福岡ソフトバンクは、甲斐拓也選手に注目。前試合では「8番・捕手」として先発出場すると、3投手をリードし、完封勝利に貢献。適時打も放ち、攻守に躍動した。また、17日の千葉ロッテ戦でも一発含む4打数3安打をマークし、調子を上げてきている。

文・西嶋葵