7月2日18時から、パーソル パ・リーグ公式戦3試合が行われる。

　エスコンフィールドで北海道日本ハム対千葉ロッテ13回戦が行われる。

【対戦成績】北海道日本ハム（3位）対千葉ロッテ（2位）8勝3敗1分

【予告先発】
北海道日本ハム：金村尚真投手 17試合1勝4敗、防御率1.97
千葉ロッテ：メルセデス投手 12試合2勝2敗、防御率1.89

　北海道日本ハムは先週末、福岡ソフトバンクに同一カード3連敗を喫し、勝率5割になってしまった。しかしエスコンフィールドでの対千葉ロッテ戦は、今季負けなしの6連勝中。相性のいいカードで立て直しを図りたいところ。

　予告先発の金村尚真投手は5試合連続QSと好投するが、自身3連敗中と白星に恵まれず。千葉ロッテとの前回対戦は5回5安打6奪三振1失点だった。打線の援護を信じて粘り強く投げ抜きたい。

　一方、メルセデス投手は今季北海道日本ハム戦3試合0勝1敗、17イニング7失点、防御率3.71と苦戦。登板を前に「初回から投げ終わるまで集中して失投がないように丁寧に投げることを心がけます。100％の力を出して全力でアグレッシブさを忘れずに、チームの勝ちに貢献できるように頑張ります」とコメントしている。

　そして6月30日にNPB新記録となる8試合連続二塁打を記録した岡大海選手。北海道日本ハム戦では今季二塁打3本を放っており、記録がさらに更新されるか注目だ。

　青森県弘前市・はるか夢球場で東北楽天対オリックス12回戦が行われる。

【対戦成績】東北楽天（4位）対オリックス（5位）4勝7敗

【予告先発】
東北楽天：内星龍投手 11試合3勝5敗、防御率3.36
オリックス：曽谷龍平投手 9試合4勝3敗、防御率2.42

　東北楽天にとって2年ぶりとなる弘前での主催試合は、1ゲーム差で迎える5位・オリックスとの一戦。内星龍投手と曽谷龍平投手の顔合わせは今季3試合目となる。

　内投手は今季4試合目のオリックス戦先発。4月11日は6回1失点と試合をつくったものの、その後は5回4失点、3回6失点と連敗中だ。特に今季は紅林弘太郎選手に6打数4安打、太田椋選手に5打数3安打、宗佑磨選手に8打数3安打と苦手としている。

　一方、曽谷投手は今季東北楽天に対し3戦3勝、防御率1.53の成績。相性の良さを生かして、再び内投手に投げ勝てるか。

　東京ドームで福岡ソフトバンク対埼玉西武13回戦が行われる。

【対戦成績】福岡ソフトバンク（1位）対埼玉西武（6位）10勝2敗

【予告先発】
福岡ソフトバンク：有原航平投手 12試合7勝3敗、防御率2.02
埼玉西武：羽田慎之介投手 3試合0勝0敗、防御率0.00

　福岡ソフトバンクは同一カード3連勝で6月を締め、勝率.706、貯金28とパーソル パ・リーグ首位を突っ走る。予告先発は現在自身4連勝中、リーグトップ7勝をマークする有原航平投手。埼玉西武戦は今季初登板初先発だが、昨季は4試合3勝1敗、防御率1.52と得意としていた。東京ドームに集まるファンに快投を披露したい。

　埼玉西武はプロ3年目・羽田慎之介投手が待望の初先発。ここまで中継ぎで3試合に投げていた。プロ初登板となった5月14日北海道日本ハム戦で155km/hを計測すると、6月26日北海道日本ハム戦では延長11回のマウンドに上がり、初奪三振・初ホールドが記録された。ファームでは主に先発を務め、5月3日イースタン・オイシックス新潟戦で2安打完封勝利を挙げるなど、7試合4勝1敗、防御率1.09の成績。福岡ソフトバンク打線を相手に、期待の左腕がどのような投球を見せるか、必見だ。