6月30日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦第13回戦は、8対9で北海道日本ハムが敗れた。

　北海道日本ハムは2回裏、2死3塁から石井一成選手の1号2ランで先制。4回裏に野村佑希選手の7号ソロ、石井選手の2号2ラン、5回裏にも野村選手に8号ソロが飛び出し、リードを6点に広げる。

　先発の根本悠楓投手は3回まで走者を出さない完璧な投球を披露し、3回29球無安打無死四球無失点でマウンドを降りた。4回表は山本晃大投手、5回表は北浦竜次投手が無失点でつなぐ。

　しかし6回表、鈴木健矢投手が高野颯太選手に1号ソロを浴びると、澤井廉選手の適時打、三ツ俣大樹選手の2点適時三塁打で4失点。8回表に登板した堀瑞輝投手は2四球と安打で無死満塁から、濱田太貴選手に走者一掃の適時二塁打を浴び、6対7と逆転を許す。

　直後の8回裏に有薗直輝選手の5号ソロで同点に追い付くと、続く梅林優貴選手にも2号ソロが生まれ、勝ち越しに成功。しかし9回表、田中瑛斗投手が2死から2点を失い、スコアは8対9に。

　9回裏は走者を出すも最後は併殺打に打ち取られ、試合終了。打線は野村選手、石井選手が2本塁打を放つなど、計6本塁打で8得点も、救援陣が6回以降に9失点を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
ヤ ０００００４０３２ ９
日 ０２０３１００２０ ８

ヤ 沼田翔平-宮川哲-嘉弥真新也-石原勇輝-原樹理-○松本健吾-S今野龍太
日 根本悠楓-山本晃大-北浦竜次-鈴木健矢-堀瑞輝-松浦慶斗-●田中瑛斗

文・佐藤大暉