【日本アマチュアゴルフ選手権・第1R】2冠を狙う武田紘汰が好スタート

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日本ジュニアに続く日本タイトル奪取へ

【今日のプレーは上出来でしたと語った武田紘汰】

2023年日本ジュニアゴルフ選手権男子15~17歳の部。3人のプレーオフの末に優勝杯を手にした武田紘汰が2度の連続バーディを奪取するなど6バーディ・3ボギーの67でホールアウト。3アンダーパーで首位と4打差の5位タイと日本タイトル2冠に向けて好スタート切った。
10番ホールから自身初の日本アマチュアゴルフ選手権をスタートした武田は、カラーからねじ込んでバーディ発進。11番ではティーショットをミスしてボギーを叩き、「今日は、ドライバーの調子がいまいちかも」と不安を覚えたという。16番(パー5)もティーショットをラフに打ち込んでしまったが、2打目を冷静に花道に運び、そこからチップインバーディを奪う。この流れを逃さずに、続く17番(パー3)では、229ヤードのティーショットを3番ユーティリティーでピンを刺す会心のショットで連続バーディとし、前半で2アンダーパーとスコアを伸ばした。後半、2番でボギーが先行するも、5番から再び連続バーディを奪ってみせると、8番もバーディ。最終9番はボギーとしたが、ドライバーショットが不安定ながら要所を締める見事なプレーが光った。

武田は、「廣野ゴルフ倶楽部は、ティーショットでドライバーを使うホールと刻むホールが半々。刻むところでは、残り100ヤード地点に置いてバーディを狙いました」と、ドライバーが不本意な状況でも、しっかりとしたマネジメントでスコアを伸ばせたことに満足げな笑みを浮かべる。
武田は日本代表として先週の2024トヨタジュニアワールドカップに出場し、個人戦13位タイの成績を残しチーム戦3位入賞に貢献した。日の丸を背負っての戦いを終えて、愛知県から移動しての今大会出場になるが、「体力には自信があります」と疲れは一切見せない。「今日のプレーは上出来でした。明日も調子に乗らないように。少しでもスコアを伸ばせたら良いと思う」と、冷静に自らを律して、さらに上の順位を狙う。
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(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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