女子サッカーイタリア代表ら選手2人が大阪体育大学に来学~サッカー部女子と交流
女子サッカーイタリア代表ら選手2人が大阪体育大学に来学~サッカー部女子と交流
来学したのは、いずれもセリエAのUSサッスオーロ所属の女子プロサッカー選手で、イタリア代表のマリア・ルイサ・フィランゲリ選手とU-17・U-19の代表経験のあるヴァレリア・モンテルビアーノ選手の2人。
2人の来学は、大阪体育大学大学院博士前期課程1年の三橋眞奈さんの招きで実現した。
三橋さんは、大阪体育大学サッカー部女子出身で、在学中にミッドフィルダーとしてU-23やユニバーシアードの日本女子代表を経験した。卒業後はマイナビベガルダ仙台レディース(現・マイナビ仙台レディース)に加入。2020年にイタリアに渡り、同年からUSサッスオーロ、2022年からインテル・ミラノでプレーした。昨年現役を引退し、インテルアカデミー・ジャパンのコーチを経て、現在はU-18アイナック神戸レオンチーナのコーチとして後進の指導にあたるとともに、本学大学院博士前期課程で学んでいる。
招いた選手2人は、サッスオーロ所属時代の三橋さんのチームメイト。
まず、三橋さんの大学院の指導教員であるスポーツ科学部の曽根純也教授らが、2人を出迎えた。
2人は学内のスポーツ施設を見学していて、「イタリアのスポーツの専門大学は規模が小さく、学外のスポーツ施設に移動してトレーニングに取り組むことがほとんど。学内施設が充実していて驚いている」と話した。
続いて、2人はサッカー場のレクチャールームで、サッカー部女子の学生たちと交流した。
学生たちは2人の紹介動画を鑑賞したあと、普段の練習やプロ選手になるために努力したことなどについて、熱心に2人に質問した。
2人は「まず、サッカーを楽しむことが一番」とした上で、「自分のめざすところをしっかり見据え、頭を切り替えていってほしい。目標を設定すると、自分が何をすべきかが見つかるし、自分で考えるようになるはず」とアドバイスしていた。
また、三橋さんは、フィランゲリ選手が大学院で学んでいることを紹介し、「オンラインを活用するなどして、大学院で学んでいるセリエAの選手も多い」とプロスポーツと学業を両立させているイタリアのプロ選手の事情も紹介した。
このあと、2人と三橋さんは学生たちとの記念撮影に応じた。
記念撮影のあとも、サッカー部女子の石居宜子監督やサッカー部男子の松尾元太監督らを交えて語らいが続き、楽しく有意義な交流のひとときを過ごしていた。
2人は「上の順位をめざして頑張ってもらいたい。応援しています」と、サッカー部女子にエールを送った。
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