徳山は本日最終日 来期30年半ぶりB1となるも「巻き返し」誓う渡邉英児
【(C)BOATRACE 渡邉英児】
23日の準優勝戦はイン逃げが1本もなく、最終レースでは3連単7万1160円の高配当が飛び出している。
【(C)BOATRACE 徳山】
「日に日によくなっている」とはいえ、やっと「特徴のない普通な感じ」になった程度で、「展示タイムや直線タイムなども数字がよくないですし、ココという武器がないんです」と語っている。
そして、「優勝戦に乗れたのはレースの流れというか展開も向いているんだと思います」と付け加え、自らのテクニックのことは口にしなかった。ある思いがあるからだ。
【(C)BOATRACE 渡邉英児】
モーターが出ていなかったり、展開が向かなくとも決してそこから逃げないのが渡邉英児の流儀。
調整や操縦という自分で何とかできる可能性があれば、それにかけてきた選手生活が背景にあるのだ。
B級は残念なことではあるが、勝負から逃げずに立ち向かってきたひとつのカタチ。ボートレーサー人生の誇りでもあるのだ。
取材後、「ほんとうに久しぶりのB級ですが、がんばってA級に戻ります!」と宣言した渡邉英児。その復活のプロセスを徳山で見ることができるだろう。注目したい。
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