徳山は本日最終日 来期30年半ぶりB1となるも「巻き返し」誓う渡邉英児

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【(C)BOATRACE 渡邉英児】

ボートレース徳山(モーニングレース)で開催されている一般戦「九州スポーツ杯争奪戦」は、きょう24日が最終日。12Rが優勝戦だ。締切予定時刻は14時16分。
23日の準優勝戦はイン逃げが1本もなく、最終レースでは3連単7万1160円の高配当が飛び出している。

【(C)BOATRACE 徳山】

上記パネルは、きょう24日朝イチに収録した優出インタビューのコメントを抜粋したもの。それぞれ舟足に特徴があるが、やや劣勢感を示しているのが渡邉英児(静岡出身・静岡支部54歳)【写真2枚】。
「日に日によくなっている」とはいえ、やっと「特徴のない普通な感じ」になった程度で、「展示タイムや直線タイムなども数字がよくないですし、ココという武器がないんです」と語っている。
そして、「優勝戦に乗れたのはレースの流れというか展開も向いているんだと思います」と付け加え、自らのテクニックのことは口にしなかった。ある思いがあるからだ。

【(C)BOATRACE 渡邉英児】

1994年前期から今期(2024年前期)まで、30年半にわたって継続してきたA級から来期陥落が決まっているからだ。
モーターが出ていなかったり、展開が向かなくとも決してそこから逃げないのが渡邉英児の流儀。
調整や操縦という自分で何とかできる可能性があれば、それにかけてきた選手生活が背景にあるのだ。
B級は残念なことではあるが、勝負から逃げずに立ち向かってきたひとつのカタチ。ボートレーサー人生の誇りでもあるのだ。

取材後、「ほんとうに久しぶりのB級ですが、がんばってA級に戻ります!」と宣言した渡邉英児。その復活のプロセスを徳山で見ることができるだろう。注目したい。
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