「三井不動産カップ 2024(北海道大会)」は明日6月20日(木)より開幕し、オーストラリア代表を迎えて2連戦を行います（チケット好評発売中）。両日とも17:00開場、19:00ティップオフ。バスケットLIVEでは全試合ライブ配信されます。GAME1はCSフジテレビとFODにて生放送、GAME2はフジテレビ（関東ローカル）にて深夜25:55より録画放送などでご覧いただけます。
　銀メダルに輝き、アシスト王となった東京2020オリンピック以来、本格的に日本代表合宿に参加している町田瑠唯選手。国内での試合も3年ぶりであり、いよいよ日本代表ユニフォームを着て、地元北海道のコートに立ちます。
「私自身は日本代表としてはじめて北海道で試合できるので、すごく楽しみにしています。自分らしいプレーをしっかりと出せるようにがんばりたいです」
　前回合宿では中国と2試合を行い、初戦は6アシストでゲームハイ。一方、シュート試投数は0。続く第2戦、町田選手にシュートはないとディフェンスが開けてきたことで、異なる姿を披露します。3本放ったシュートを100％で決め、8得点。アシストも4本を記録し、相手にとっては的が絞りにくいプレーは健在です。3年ぶりの国際試合について、「久しぶりということもあって緊張しましたが、楽しみながらプレーすることもできました。でも、自分らしいプレーはまだ出せなかったかなと思います」と現時点での課題を明確にします。
　この3年間はケ合宿に来ても、ケガによるコンディション不良で練習には参加できない時期が続き、恩塚亨ヘッドコーチも町田選手の復帰を待っていました。「ゲームメイクやパスワークはワールドクラスの実力と実績を持っています。中国遠征ではじめて一緒のチームでプレーしましたが、的確にノーマークを見つけてボールを供給し、仲間たちの良いところを引き出してくれました。彼女が生きるようなデザインを今後も考えていきたいです」と恩塚ヘッドコーチが思い描いたイメージを、実際に試すのが三井不動産カップです。
　北海道合宿を通じて、「まだまだ足りないところがあり、学んでいかなければいけないことも多くあります。でも、合宿最初の頃よりは少しずつですが、チームに合わせられて来ているとは思います」と町田選手が言うように、日本代表のスピーディーなコンビネーションプレーをぜひ会場でご堪能ください。
「トランジションの速さが日本の武器でもあるので、それをしっかりと展開できるようにがんばりたいです」