【BOATRACE】準優勝戦の1号艇は安河内健、定松勇樹、末永和也の地元勢が独占 唐津ウエスタンヤング
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注目の予選トップ争いは安河内健(佐賀県出身・佐賀支部28歳)【冒頭の写真】に軍配が上がった。4日目5Rは6号艇から3コースを確保して2着。11Rの5号艇だった定松勇樹は1着なら安河内を上回ることができたが、展開も向かずに4着と敗れて2位通過に。また、残る1つの準優勝戦1号艇がかかる3位争いは末永和也が10Rで3着だったのに対し、12Rの1号艇を残していた土屋南はまさかの6着と大敗して、こちらは末永に軍配。準優勝戦1号艇は地元の佐賀支部勢で独占する格好となった。
また、準優ボーダーは5.83で決着し、地元の牧山敦也が18番目に滑り込み。5.50の加藤翔馬が次点に泣いた。ベスト18の支部別の内訳は、地元の佐賀支部が最多の6人。5人の福岡支部が続き、岡山支部が3人、広島支部が2人、山口、香川支部がそれぞれ1人ずつ。女子レーサーは土屋南、勝浦真帆、實森美祐の3人が予選を突破した。
なお、4日目9Rでは内枠だった中村日向、山本梨菜、竹之内極による3艇のFが発生してしまった。
準優勝戦のメンバーと組み合わせは次のとおり。
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1枠 末永 和也(佐賀県出身・佐賀支部)
2枠 土屋 南(岡山県出身・岡山支部)
3枠 中 亮太(熊本県出身・福岡支部)
4枠 竹下 大樹(福岡県出身・福岡支部)
5枠 新開 航(福岡県出身・福岡支部)
6枠 實森 美祐(広島県出身・広島支部)
末永和也(佐賀県出身・佐賀支部25歳)【写真上】が福岡支部勢3人、女子レーサー2人を相手に1コースから受けて立つ図式。「リングを交換して出足、乗り心地がいい。回り過ぎだったので止めれば伸びも良くなると思う」とモーターはほぼ納得の仕上がり。2、3号艇の土屋南と中亮太はスタートが速い選手で中へこみの心配はない。G1戦のタイトルを持つ新開航のダッシュ戦が脅威ではあるものの、しっかり押し切りそうだ。
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1枠 定松 勇樹(福岡県出身・佐賀支部)
2枠 入海 馨(岡山県出身・岡山支部)
3枠 常住 蓮(佐賀県出身・佐賀支部)
4枠 加倉 侑征(福岡県出身・福岡支部)
5枠 山崎 鉄平(佐賀県出身・佐賀支部)
6枠 木谷 賢太(香川県出身・香川支部)
SG戦覇者の貫禄を示してきた定松勇樹(福岡県出身・佐賀支部23歳)【写真上】が、1コースから負けられないレース。モーターも「全部の足がいい」と完調宣言とも受け取れるほどの仕上がり。常住蓮、山崎鉄平らと地元佐賀支部勢で上位着独占なるかどうかが焦点だが、昨年のプレミアムG1下関ヤングダービーで優勝戦1号艇だった入海馨(結果3着)には意地もある。
<唐津 5日目12R 準優勝戦>
1枠 安河内 健(佐賀県出身・佐賀支部)
2枠 井本 昌也(山口県出身・山口支部)
3枠 勝浦 真帆(岡山県出身・岡山支部)
4枠 溝口海義也(福岡県出身・福岡支部)
5枠 宗行 治哉(広島県出身・広島支部)
6枠 牧山 敦也(佐賀県出身・佐賀支部)
オール2連対キープのまま予選をトップ通過した安河内健が1コースで仁王立ち。今節はすでに3回の1コース戦があり、いずれもしっかり勝利している。1着突破なら優勝戦の1号艇が手に入る状況でもあり、今節4回目の1コース戦も死角が見当たらない。試運転で安河内とほぼ互角だったと話していた溝口海義也が追走1番手候補だが、このレースの2、3着争いはもつれる可能性もある。
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